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二十三話 ページ25

「…それで、私はあんな酷いことを言っちゃったの。…ごめんなさい」

そうして私が語り終えると、

山「…そのごめんなさい、には、まさか“こんな話を俺たちにしてしまってごめんなさい”の意味が含まれていないだろうな?」

と、切国に睨まれた。睨んでも美人だなあ、切国は。

「うん。これは、他でもない私自身の話だから」

そう言って笑うと切国はほっとしたようだった。…優しいなぁ。

鶯「…それで」

ずっとだまっていた鶯丸さんが声をあげる。

鶯「Aはどうしたい」

「ここで、やり直したい」

すっと言葉が出てきた。

でも…と言おうとして、皆の顔を見て思いとどまる。

「私と一緒に、新しい生活、始めよう!」

口に出した久しぶりの我が儘に、



乱「よーしっ!じゃあまずはご飯作ろうよご飯!ボク、お腹空いちゃった!」

石「ところで、この中に料理の出来るひとはいるのだっけ?」

鶯「まぁ、細かいことは気にするな」

山「と、言いつつあんた、前に砂糖と塩を大幅に間違って入れていなかったか?」

こ「いっそ弁当でも届けますか?」


楽しそうに皆が動き出す。

「ほら」

何をしてるんだって皆が振り替えって


「「「「行こう、主!」」」」






「…うんっ…!」

ああ、仲間がいるって、なんて素敵ことなんだろうって。

久しぶりに、心の底から笑った。




__________________________________

(思わずこぼれた暖かい涙は)



(何だかとても優しい味がした)

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ライラック - 薄桜鬼☆ハルハルさん» ご指摘ありがとうございます!直しました! (2018年5月5日 0時) (レス) id: 75a1a6830c (このIDを非表示/違反報告)
薄桜鬼☆ハルハル(プロフ) - 小説の説明書くところが、『とうらぷ』になってますよ。お話とっても面白いです!♪(v^_^)vv(^_^v)♪ (2018年3月17日 14時) (レス) id: 00eb0ae2ed (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ライラックさん» ありがとう御座います! (2018年2月25日 23時) (レス) id: 07ba5613d8 (このIDを非表示/違反報告)
ライラック - 鈴音さん» わあぁ、ありがとうございます!何だかまとまりのない感じの文章だしいろんなとこ省きすぎだしうごめんねパッパぁぁあ(泣)と落ち込んでいたのでそう言っていただけると本当に嬉しいです…! (2018年2月25日 19時) (レス) id: 876020889d (このIDを非表示/違反報告)
ライラック - 夜月レナさん» 回答ありがとうございました!うちはノーカネヒラなんですよね…鶯丸さんがいるので出したい気持ちは山々なんですが、如何せん口調の方が…。申し訳ないですが、彼にはもう少し待っていてもらうことになりそうです…(泣) (2018年2月25日 19時) (レス) id: 876020889d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ライラック | 作成日時:2018年2月12日 16時

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