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三振り目 ページ6

Aside

バシャ!!バシャ!!

ズサアァァ!!

斜面を滑り降り、また走る。

ドス……ドス……

未だに後ろから追いかけてくる足音が聞こえてくる。

ズサアァァ!!

斜面を滑り降り、また走る。

『ハァ…ッ!』

僕は後ろを振り向き体勢を変える。

ガキィン!!!キィィィン!!!

時々攻撃を防ぎながら戦う。

『やぁぁぁぁぁ!!!!』

ザシュッ!!!

『ハァ………ハァ……。』ドサッ

長く走り続け、繰り返し襲いかかる検非違使を退けた為、膝から崩れ落ちる。

もう重傷に近いだろう。

『…これでは…嫌われてしまうな……。』

自虐的にほくそ笑んでいると、後ろから何者かによって切られた

ザシュ!!!

『……ッあ…!』

突如、背中に痛みが走った。

僕は後ろ振り向くと、先程倒した別の検非違使がいた。

『…くっ………!?』

膝をつき、顔をあげると、周りに検非違使達が。

囲まれた。

検非違使達が一斉に僕に攻撃する

ザシュ!!

『キャァァアアアァアァ!!!!」

ドサッ

四方八方から攻撃され地面に倒れる。

僕は、立ち上がろうとするが、山の中を走りまわり、数々の時間遡行軍、検非違使を一体倒し、殆ど体力は残っていない為、力が入らない。

『ぅ………ぁ』

検非違使が刀を振り下ろそうと上に構える。

終わった…。長く苦しい、刃生(じんせい)だった。

『姫の………守り刀…として…もう少し………役に…立ちたかった……な。』

そっと目を閉じる。

?「幸運はいつもここに!」

?「これ、が!本気っだ!」

?「油断大敵ー!」

?「俺は偽物なんかじゃない!」

?「組み付いちまえば、オレのもんだ!」

?「柄まで通ったぞ!」

懐かしい声が聞こえた気がした。

僕の意識は深い闇へと落ちていった。

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ブラウンクリーム(プロフ) - 雪女さん» 返信遅れてしまいました!コメントありがとうございます!!更新頑張ります! (2022年12月12日 0時) (レス) id: f8cbe4aca4 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 続きが気になりますっ更新楽しみにしてます☺️ (2022年12月10日 21時) (レス) id: 883542d863 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム(プロフ) - 如月さん» ああああああああああありがとうございまs((蹴 面白いと言って頂き感謝です…!文才力皆無ですが、何卒よろしくお願いします(土下座 更新頑張ります!(この時点ですでにコメントの文才力死亡) (2022年12月9日 10時) (レス) id: f8cbe4aca4 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 絶対面白いやつだ。ってかこの時点でもう面白い。更新待ってます (2022年12月9日 10時) (レス) @page9 id: 301f09f551 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブラウンクリーム | 作成日時:2022年11月30日 16時

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