25わ ページ30
縁側でAとにゃん泉もとい南泉と昼寝をしている
二人寄り添い丸まり猫のように寝ていると足音が近付いてくるのに南泉が気付き目開ける
腕の中ではスヤスヤとAが寝ている
南泉「...。」
月灯「南泉。」
南泉「アンタの足音くらい聞き分け出来るにゃ。それで？出陣かにゃ。」
月灯「そうです。時は戦国、乱戦。貴方が隊長よ。」
南泉「分かったにゃ、にゃ〜。」
南泉が猫の様に伸びをしAを月灯に渡そうとした時
ザシュッ！
南泉が月灯を切ると月灯の首が落ちる
月灯「な...。」
南泉「言ったよにゃ？月灯の足音くらい聞き分けられるってにゃ。」
月灯を型どっていったものはボロボロと黒い塊となり崩れ消える
南泉はAを抱き上げ陽当たりが良い屋根の上に軽々と上がり寝始める
燭台切「Aちゃーん、オヤツだよー。」
長儀「A、何処だ？」
屋根の上から南泉がAを抱えて降りてくる
長儀「猫殺し君、Aを危険にさらすのは如何なものだと思うけど？」
南泉「ああ？にゃんだと？」
長儀「ヤるかい？」
南泉「受けてたつにゃ！」
「にゃ〜。」
南泉の服を引っ張るA
南泉「何だにゃ？」
「あんがと〜！」
南泉「にゃんて事無い。」
偽物の月灯が来た時、Aは起きていた
黒くて怖いモノが来る気配を察知し南泉にピッタリくっつき寝たふりをしていた
南泉はAの頭を撫で下ろすと長儀と格技場へと行く
燭台切「どうしたの？」
「こわい！こわい！きたの。にゃーがまもってくれたよ。」
燭台切「そうだったんだね。今日の誉は南泉君か。」
「ゆうはんいっぴんついかー。」
燭台切「ＯＫ。」
燭台切はAを抱き上げオヤツが用意されている部屋へと行く
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作者名：のら猫 | 作成日時：2017年7月25日 17時
