14わ ページ14
Aが一人で遊ぶのに飽きた頃、手の中に何かを隠し持ってやって来る
「ばーちゃん！」
祖母「おやおや、どうしたんだい？」
「みつけた！」
祖母「見せてごらん。」
にこー(o^∀^o)っと笑顔のAが手を開けると小さな小さな手鏡があった
祖母「...おやおや。」
「かがみからおてて！にゅーって！」
祖母「出てきたんだね。」
「うん！」
周防「呪いだな。」
花ノ宮「ちょっ！？そんなの触ってAちゃん平気なの！？というか！落ち着きすぎですって！ぽいっ！しないと！」
「ぽいっ！」
Aが笑顔で座敷の方に投げ入れる
花ノ宮「きゃぁ！？」
Aの手から放れたと同時に真っ黒い幾つもの手が鏡から出てくる
祖母「あらあら。」
周防「こりゃあ、また手の込んだ仕掛けだな。」
花ノ宮「いーやぁー！」
花今剣「あるじさま！ご無事ですか！？」
花ノ宮「今剣〜！」
活劇三日月「無事か？主。」
活劇「はい。ありがとうございます。」
「きゃぁぁあーーーー！」
Aの悲鳴が響き渡り全員、Aの方を見ると
「きゃぁぁあーーーー＼(^^)／たかいたかーい！」
ポーンポーンと鞠玉のように空高く投げられていた
花ノ宮「きゃぁああーーーー！？い、いわとーーーーしっ！」
花岩融「任されたっ！」
ひゅるるるる...とAが落ちてくると岩融がキャッチする
「あー！おもしろかった！」
花岩融「そ、そうか。」
「ねーねー！いわとーし！」
花岩融「何だ？」
「おまめある？」
花岩融「豆？」
「おにはーそと！おにはーそと！するの。」
花岩融「まだ早くないか？豆まきは来月じゃなかったか？」
「？だって、おにさんいたよ、おそと。」
外！と塀の方、指を指すA
花岩融「っ！主っ！時間遡行軍が外にいるぞっ！」
花岩融の叫びと同時にバキッ！っと塀が壊され時間遡行軍が入ってくる
花岩融がAを守りながら座敷に向かう
座敷の方では周防がバキッと手鏡を踏みつけ割ると黒い手が無くなる所だった
Aを祖母に渡す
「ばーちゃん！」
祖母「お前は危なっかしいねぇ〜...花ノ宮ちゃん、Aを頼んだよ。」
花ノ宮「は、はい！」
祖母「さてと...お前たち準備は良いね。」
加州「任せて〜！」
長谷部「はい。」
燭台切「何時でもＯＫだよ。」
小夜「...うん。」
堀川「はいっ！」
薬研「ああ。」
祖母はニコリと微笑むと
祖母「逃がすことは許しません、殲滅させなさい。」
祖母の言葉に刀剣男士達がいっせいに時間遡行軍を斬っていく
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作者名：のら猫 | 作成日時：2017年7月25日 17時
