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「連絡出来てなくてごめんね」
とも「なんであんなに仕事してたの？
てつやくんが心配してたよ」
「…ともと離れてさみしいから」
とも「え？」
「お休み後にさみしいの紛らわせる為だよ
ちょっとやり過ぎちゃったみたい笑」
とも「…そういうこと？
もう…本当に自分の加減が分からん人だね」
「うん、よく言われる笑」
とも「はぁ…やっぱり好き。電話だけでも好き」
「ありがと。」
とも「まゆは？」
「ん？」
とも「俺のこと好き？」
「好きだよ。
こんなん初めてで好きすぎて怖いくらい」
とも「俺も笑」
「…ねえ、お正月にともの家行っていい？
三ヶ日はズラすから」
とも「いいよ。家より実家行こう」
「この間、電話できなかったもんね。
でも実家は早過ぎない？」
とも「自分の実家に連れて行った人が何言ってんの」
「ああ、そうか笑」
とも「もう遠慮しない。まゆのこと
外堀からでも固めていく。もう手段は選ばない笑」
「こっわ」
とも「だからいつでも来て。年末でもいい」
「わかった笑 連絡する」
とも「久々安心して寝れそう…悩んでたから」
「わたしもよく寝れる」
とも「落ち着いたもんね。今日はおやすみ」
まゆも同じ気持ちでいてくれてて
別れたくないって言って良かった
まゆside
ちゃんと話せた12月半ば。良かった。
「てつやー！ともと仲直りしたー」
てつ「ちゃんと話した？」
「うん」
てつ「ちゃんと話したんなら良かった」
って子供扱いして頭を撫でてくるてつやの腕も
今日は気分がいいなら逃げずに受け入れる
「今度は年末年始に行くんだー」
てつ「…クリスマスじゃなくて？」
「え？クリスマス？」
てつ「来週クリスマスだよ。
恋人と過ごすみたいな感じじゃん、クリスマスって」
「あれ？会話には
クリスマスなんて単語出てこなかったなあ」
てつ「でもクリスマスを一緒に過ごしたいでしょ」
「まあ、クリスマスって混んでるんでしょ？
年末年始でいいや。こだわらない」
てつ「まじで言ってる？」
「？うん」
てつ「まあ、いいや。わしは居らんからな
まゆひとりで過ごすってことよ？」
「そんなんいつものことじゃん」
てつ「わかったよ」
って不服そうなてつや。
クリスマスに過ごそうがいつもと同じじゃない？
なんでそんなにこだわるの…
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作者名：さくま | 作成日時：2021年9月16日 12時
