111_ ページ11
動物園をひと通り回ってお
土産をまた大量に買い込むまゆ
とも「今日もすごいな」
「夕闇くんたちにあげてね、クリスマスプレゼント」
とも「夕闇にはいいって言ってんのに」
「いいの、あげたいから」
とも「で、今回は誰になにあげあらいいの?」
「小柳くんには、ゾウ。にっちはクマ。
千葉くんはヤギ。皆にちっちゃいぬいぐるみあげて」
とも「ヤギ!?」
「ちょっと顔似てない?」
とも「分からんこともないのが絶妙だな」
「東海にはお菓子でいい。
私のお菓子勝手に食べるから笑」
とも「じゃあ、また渡しとくわ」
って東海ハウスに戻る
「さみしいなあ」
とも「でも今度は来週とかでしょ?」
「そっか!すぐじゃん」
とも「またその服着てきてよ、好きだよそれ」
「へぇ、そんなに良かった?」
とも「うん。脚好き」
「へんたい」
一旦東海ハウスに戻り荷物をまとめてたら
てつやくん帰ってきた
てつ「ただいまー、まだともやんいたの?」
とも「お邪魔してました。もう帰るよ」
てつ「そっか」
「見送ってくるね」
って駐車場に着く
とも「忘れ物した。すぐ戻るから待ってて」
俺だけ家に戻る。
てつ「ん?どした?」
とも「忘れ物を…」
てつ「まゆの服買ったの?」
とも「あれは買い取ったって言ってたよ」
てつ「ふーん、なんかともやん好みそうだね」
とも「ドンピシャすぎてびっくりした」
てつ「次は年末年始だっけ?またよろしくね、」
ってまゆの所に戻った
また寂しいけど来週だと思えば全然だね
「次は行くね」
とも「迎えに行くから」
「ありがと」
やっぱりすぐ会えるって思えると嬉しい
*家
てつ「クリスマスはどうだった?」
「いいクリスマスになった!
てつやが言ってたみたいにね!」
てつ「良かった良かった
サンタさんは来た?」
「ともやんが来ただけでプレゼントだったよね」
てつ「なにあげたの?」
「…え?あげてない」
てつ「そうか、サプライズだったもんね
もらってはしてないの?」
「もらってないよ、ともも急に決めたんじゃない?」
わしが電話した日から1週間あったと思うけど
わしがアシストしたことは内緒だから
余計なことは言わなくていいか…
って思ってたら自室から叫び声
「てつやー!プレゼントあるー!」
さっきの忘れ物はプレゼント置きたかったのか
キザだね
てつ「良かったじゃん!!!」
「誰からだろう?」
ともやんだろ!!!!
101人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくま | 作成日時:2021年9月16日 12時