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◆ともやんside
千葉と虫さんの酔って甲高い大声と
元々声のデカイこやのツッコミと
みんなが笑う声が当たり前になり過ぎて
誰もまゆちゃんが寝てること忘れ始めてた時
ふと、まゆちゃんの部屋のドアが開いた
まゆ「……なに、この惨事…」
って絶句してるまゆちゃんにみんなの視線が集まったかと思うと
千葉「まゆちゃーん!!」
なんて千葉が抱きついたもんだから
無意識に止めに入ってしまったのだけど
思ったより力入ってたみたいで千葉がこけた
千葉「ともやん、ひどいー痛いー」
にち「千葉だいじょうぶ?」
千葉「へへへ、へいきー」
まゆ「…何が起きてるの?」
てつ「家呑みだよー」
まゆ「それは見たら分かるんだけど…
セーブしなよ、いくら家でも…」
虫「まあ、まあ、こんなんなっちゃったんだから今更でしょ。まゆも呑みなよ!」
って言われてしぶしぶ虫さんに連れて行かれ
グラスに口をつけるまゆちゃんを見て
ナイス虫さん!って思ったのは内緒。
まゆ「虫さん、何時から呑んでるの?」
虫「わからん!2時間くらい」
まゆ「…ほどほどにしないと気分悪くなるよ?」
虫「いいの!夕闇となかなか呑めないんだし
まだ酔ってないもん」
まゆ「虫さんの酔ってないは、もう酔ってるよ」
ってなだめてるまゆちゃんは
日中に見た子供っぽさは無くて、虫さんの方が年上なのにお姉さんみたいだった
そんなまゆちゃんに抱きつこうとする千葉と、止めようとするバイオレンスなこやと、やりすぎだと止めるにっちを
少し遠くからとしみつくんとりょうくんと飲んでる俺のところに
やっぱりにやにやしてるてつやくんが寄ってきて
てつ「羨ましそうにまゆの事見てるね?」
とも「そんなこと無いっすよ」
てつ「そんなことあるよ」
とも「…まあ、呑みの場で仲良くなる機会なのにな、とは思ってますけど…」
てつ「まゆのところ行ったらいいじゃん」
とも「また逃げられますよ」
てつ「そんな事ないと思うよ?まゆも酔い始めてるし。」
ってまゆちゃんを見ると、まゆちゃんの前はかなりの缶が空いていて、顔もほんのり赤く、目もトロンとしてて
刺激がやばかった。見てはいけないもの見た気分…
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み(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます!すごく励みになります!良かったらこれからも宜しくお願いします( *^皿^) (2021年8月23日 19時) (レス) id: 44efe5c53b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ワチャワチャした感じがすごく伝わってきて楽しく読ませて頂きました!応援してます! (2021年8月20日 14時) (レス) id: 2969cff066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくま | 作成日時:2021年8月15日 6時