幸せにするね！

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てつ「そう。
まゆと、ともやんの問題だから。」


過保護な親みたいな存在かと思ってたけど、
意外と大人だったんだね、てつやくん…


とも「考えとく、って」

てつ「キッキンは？」

とも「…ああ、キッチンでは、
急に誘ってごめんねって話をしたら
嫌なわけじゃなくて、びっくりしただけって言って逃げられました」

てつ「はぁ…(ため息)」

とも「本当すいません…」

てつ「いや、全然いいよ。むしろ、ありがとう。これは、まゆが大人になってしまったんだなあっていう悲しみだから…」


って、てつやくん泣きかけてない？


てつ「この間まで子供だと思ってたのに…」

とも「…何歳だと思ってんすか」

てつ「子離れするの悲しいけど、でも
ちょっと嬉しいかもしらん。
ともやんだから、無理強いとか無いと思うけど
まゆのこと泣かしたら、しばくから」


って言うてつやくんの目は笑ってなくて
鋭い眼差しと目が合って、冷や汗やばかった


とも「…あの、付き合ってるとかじゃないよ？遊びに行きません？って言っただけで…」

てつ「わかってるよ！ともやんに恋愛感情あろうが、無かろうが、まゆが異性と2人で遊びに行くのは人生初なんだからな！！」

とも「え？」

てつ「だから、軽はずみに誘うのなら、やめてください。」

とも「マジで言ってます？」

てつ「マジに決まってんだろ」

とも「彼氏は？」

てつ「いたこと無いわ！」

とも「本当に？」

てつ「知ってる限り。俺に内緒にするわけない。だって同居してるし、一緒に行動してるもん」

とも「…原因、てつやくんじゃん」

てつ「あ？」

とも「…聞きたくなかった」

てつ「なにそれ」

とも「…いや、余計に興味が出てきたなあ、と…」

てつ「…ちょっと変な性癖出さないで」

とも「…何かあったらご相談しますね、お兄さん。」

てつ「うわ、いやだ。なんかすっごくいやだ。」

とも「へへへ」

てつ「いま、すっごい複雑な気持ちしてる…」

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