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私の、「でも」に顔を上げるとしくん。

「私はもっともっと、としくんに触れて欲しい」

と「…」

「手も繋ぎたい。キスもしたい。そう思うのは、わたしだけ?」

そういうと私の頬に優しく触れて、
そっと触れるだけのキスを落とす。

と「俺も…同じ…」


そういうともう一度、優しくキスをする。

「ふふっ。なんか照れるね」

と「俺、こういうの慣れてなくてごめん」

「ううん。嬉しかった。」

と「好きだよ」

「私も、好き」

と「やば。このまま帰したくない」

「うん。私も、一緒にいたい」


こうやって、どんどん距離を縮めていこう。


不器用な彼に恋をしたのは私で、
不器用なのに繊細で、優しくてあったかい。


いつまでもこの人と一緒にいたい。


そう思った。




次の日もまた昨日の続きでてっちゃんの家に。


同じ服のままとしくんの家を出た私は、
一度家に帰り、着替えをする。


と「急がなくていいよ」

「ありがとう。ちょっと待っててね」


そんな少しの距離をも寂しいと感じる。


着替えて車に戻る。

と「可愛いね」


そんなことをさりげなく言える彼は
不器用じゃないのかも。



「としくん、今日もとしくんの家に行きたい」

と「そのつもり」



やっぱり、不器用じゃない。なんて、思いながら
笑う私を見て、「べーすけ」なんて言う。



「としくん、昨日ヤキモチ焼いてくれたの?」

と「ちょっとだけな。でも別に気にしない」

「本当〜?」

と「うるせぇ!抱くぞ!」



なんていう彼の頬は、赤く染まっていた。




_________

◯あとがき

りんかりんさんからのリクエストです!

中々日があいてしまい申し訳ありませんでした!

■どれだけ好きでも。【てつや】→←◯ただ、そばに。【としみつ】



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mina(プロフ) - 目が覚めた夢主にてっちゃんが別れを告げた。それを聞いたざわくんは夢主に告白し付き合う。長々と書いて申し訳ないです。書いていただけたら嬉しいです! (2018年8月27日 22時) (レス) id: 8a6524b0c4 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 目が覚めた夢主にてっちゃんが別れを告げた。それを聞いたざわくんは夢主に告白し付き合う。長々と書いて申し訳ないです。書いていただけたら嬉しいです! (2018年8月27日 22時) (レス) id: 8a6524b0c4 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 病院から夢主が搬送されたと連絡が来ててっちゃんとざわくんが会う。そこでざわくんは夢主を追い込んだてっちゃんに怒ることなくいつも通り接する。てっちゃんは夢主と別れることを決意しざわくんに言うがそれは僕に言うことじゃないと断る。 (2018年8月27日 22時) (レス) id: 8a6524b0c4 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 夢主はてっちゃんに今の気持ちのことを正直に話すけど別れることは認められなくてずっとモヤモヤしたまま付き合い続ける。ある日てっちゃんのラインに夢主から遺書的な文章が送られてくる。(ざわくんにも)大急ぎで夢主の家に行っても誰もいない。 (2018年8月27日 22時) (レス) id: 8a6524b0c4 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - ざわくんはてっちゃんと付き合っている夢主のことが好きで最初は気持ちを隠していたけど我慢できなくなりてっちゃんに内緒で夢主と出掛けるようになる。夢主も初めは軽い気持ちだったけどだんだんざわくんに惹かれていって両思いになる。 (2018年8月27日 22時) (レス) id: 8a6524b0c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tee(てぃー) | 作成日時:2018年4月24日 7時

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