【続々】東海男子×関西女子【りょう】

電話 ページ3

岡崎市某所 てつやの家


虫眼鏡side

今日は9時集合ということで、15分くらい前には着くつもりだったが忘れ物を取りに行った関係で5分前になってしまった。

いつも15分前には着いててつやを起こすけど、今日は撮影に間に合うように起こせるかな？
寝起き悪すぎるんだよねうちのリーダーは。


虫「おはよ〜てっちゃん起きて、る？あれっ珍しいね」

リビングにあるソファを覗き込むと、PCを開いたまま寝転がっているてつやがいた。


て「ん〜…今日9時だったっけ？おはよ〜」


虫「なんで起きてるの？」


て「てつやが徹夜…」


虫「面白く無っ！としみつは今日も遅刻かな…

今頃Aたちどの辺にいるんだろうね。」


て「ユニバ行くって言ってたやん、そろそろ着いてんじゃない？」


そうなんです。いつもはこの時間にりょうくんもAもいるのですが先週のりょうくんへの誕生日プレゼントにあったユニバのチケットを使って遊びに行っているんです。


一昨日りょうくんがユニバが9時開場だからそれぐらいに着くように行くとかなんとか言ってたのでそろそろ着いているはずなんですけどね。



虫「今日は2人で楽しめるといいね。いつもは僕らいるし視聴者とかの目もあるしね」




朝のツイートで声をかけないように言っていたから、大抵は大丈夫だろうけど。





〜♪〜


僕の携帯の着信音が鳴り響く。こんな時間に誰だろう。
としみつが遅刻するとしてもLINEで連絡してくるし…と思いながらディスプレイを見ると知らない番号。



て「出んの？」


虫「知らん番号からかかってきたんだけど…誰だろ」


て「登録しとらんだけで知っとる人かもしれんし出てみりん。いたずらだったら切ればいいわ」


虫「そうね〜…もしもし？」




病『もしもし、大阪○○病院の者ですが、山川Aさんのご親族の方ですか？』


虫「え？いえ、友人ですが…Aに何かあったんですか？」


て「え？A？」


病『申し訳ございませんが、私共には守秘義務がありまして…ご親族の方以外にお答えすることはできません』


虫「…そうですか、彼女の母親の番号をお伝えします。現在関西にいると思うので…」





て「なに？Aがどうしたの？」


虫「…病院から。親族じゃないからって教えてくれんかったけど…僕に電話かけてきたのは着信履歴かな？
只事じゃなさそうだから僕らも大阪行こう」





A、りょうくん、何があったの？


お願いだから無事でいて。

何があったの→←仲良し

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す