いちばん ページ36
て「…てゆーことらしい」
り「え？マジで？そういえば友達王の帰りからあんま喋ってくれんかったけど」
虫「Aにも彼女っぽい一面があったんですね〜ということでりょうくんは引き続きAのご機嫌取りをしてきてください」
り「はーい、情報ありがとう」
と「にしてもAが妬くとか珍しくない？」
虫「ねー、どういう心境の変化だろ」
りょうside
り「Aちゃん」
ソファに体操座りしているAの方に戻り目の前にしゃがむと分かりやすく顔を背けるAに少し苦笑しながらも頬を包んで顔を固定し、出来るだけ優しく声をかける。
「…」
顔は正面向いてるのに頑なに目を合わせようとしないA。
俺の彼女のこんなに不器用で可愛らしいのはいつまで経っても変わらない。
り「こっち向いて？」
比較的優しく問いかけてもこっちを向かないから、そのまま話し続ける。
り「この前のさ、」
り「友達王の時電話した子に好きって言ったのが嫌で拗ねてるの？」
そういった途端目がきょろ、と動いて瞬きをひとつしてから目を合わせてきた。
やっと目が合った。
り「ごめんね。
俺が本当に好きなのはAだけだから。
Aがいちばんだよ」
「知っとる」
やっと喋ってくれた。
相変わらず眉間に皺が寄ってるけど、しっかりこちらを見てくれていることに嬉しくなっている自分がいる。
怒ってる顔も可愛いなぁ、なんて
「そんなことは、知ってんねん」
り「うん」
「けどな、ちゃうねん。」
り「うん」
「知っとるのに、何か気持ち悪いねん。
6年以上も付き合うとるのに自分でも何言うてんのやと思うんやけど、りょうが他の女の子に動画のためでも好きって言うたんがどうしようもなく嫌やってん。」
り「うん」
「なんなんやろ、最近りょうが前よりベタベタしてくるやろ？
そのせいで私もそれに慣れてもうていつもは笑えとったのにムカついてん。」
り「俺が動画の中ででも他の子に好きって言ったのがだめだったよね、ごめんね」
「りょうは」
り「ん？」
「自分の顔のレベルを分かっとらん」
り「…え？w」
「お前の一挙一動に浮かれて勘違いするクソ女もおるんやから気をつけなあかんのやて」
り「あー、ごめんね？あれ、これ俺が悪いの？」
「もうええわ…疲れた」
り「あはは、次から気をつけるね」
「いつまで撮ってんねん眼鏡！」
虫「うっわバレた」
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Tmn - 初めまして。いつも楽しませて頂いています！面白い！！これからも作者様のペースで楽しんで投稿なさって下さいね！すしりく君とFischer'sとのコラボをお願いしたいです！！ (2018年5月27日 19時) (
レス) id: 8a0e6f2de3 (このIDを非表示/違反報告)
maiimhykh(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！水溜りボンドとのコラボをお願いしたいです…！あと、ざわくんとの絡み（？）もお願いしたいです！！ (2018年5月23日 21時) (レス) id: cd18e8d5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ | 作成日時：2018年4月8日 20時
