検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:23,442 hit

第七話  貴方side ページ8

『えっ…でも…としみつには彼女が…』

と「そこまで知ってるのかよ笑。大丈夫。彼女は物分かりいいから。それに、てつやとりょうは危なさそうだし、しばゆーは嫁がいるし、ゆめまるは彼女いるし、虫さんはフリーだけど本当の初対面だろ?」

虫「じゃあお願いしようかな…?」

て・り「…」

『…よくわからないけど、としみつなら平気な気がする。すごくなんとなくだけど…』

と「なら、いいか。それじゃあお先に」

虫「また明日ね、としみつとA」

『また明日、虫さん』

ゆ「バイバーイ〜」

『…バイバイ“ニコッ”』

ゆ「あ、ちょっと笑った!」

『…笑えてたなら良かった。…てつやとりょう…また明日ね“ニコッ”』

て「!」

り「…また明日ね」

“ガチャ”


NO side

て「…りょう」

り「分かってる。正々堂々戦おう」

「「必ず俺が、約束を果たすんだ」」

し「…」

虫「まぁ、頑張って。とりあえず、繊細だけど子供っぽいAを傷つけちゃ駄目だよ?」

ゆ「だね」

虫「じゃあ僕たちも帰りますか」

て「…だな」

り「うん…」


貴方side

スタジオを出た後、としみつの車に乗ってとしみつの家に向かった。


と「今、彼女は居ないけど後で連絡だけはしていいか?この事」

『大丈夫』

と「…なんか静かだな」

『え?』

と「記憶がある時、お前は凄いお喋りで明るかったんだよ。子供って感じ」

『そう…なんだ』

と「たくさん相談にも乗るからいつでも言えよ?前みたいにさ」

『…うん。ありがとうとしみつ』

と「…としみつって慣れねぇな」

『なんで?』

と「いや、高校の時は“としくん”って言われてたからさ」

『…そうなんだね。じゃあこれからはそういうから』

と「おう」

『あのさ、としくん』

と「なんだA」

『…てつやとりょうは、どうして隠すの?』

と「わかんねぇ。でも、どっちも運命の約束をした奴は知ってるんだよ」

『…』

と「だけど、これを機に運命の約束をしてない奴がお前に嘘をついて近づいてくるかもしれない」

『…そっか』

と「本当に何かあったら相談しろよ?」

『うん…ありがとう“ニコッ”』

と「お、笑顔が出来てきてる。その調子だな!」

『うん』

と「それじゃあ夜ご飯用意するから」

『…ありがとう、としくん』


その後、としくんが作ってくれた料理を食べて、お風呂に入って、布団に入って寝た。


『…嘘をついて来るか。本当にどっちなんだろう』


疑問をポツリと吐いて、私は眠りに付いた。

第八話  貴方side→←第六話  貴方side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:東海オンエア , りょう , てつや   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おとーふ 二号 | 作成日時:2020年6月4日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。