第四十七話 貴方side ページ48
…あの別れから2年後が経った。
私は、皆が動画を作っていて面白い編集をしていた事を受けて人々を明るくできる編集や映像を届けたいと思い、勉強し就職していたのだ。
この話をした時、りょうは迷っていた。でも、自分達が夢を与えたと考えて受け入れてくれた。
そして私は今、岡崎に舞い戻ってきた。
仕事の関係もあり岡崎の部署に異動となったのだ。
あとは…ある事をする為。
『…久しぶりだなぁ』
私は懐かしさに浸りながら“約束の場所”へ向かう。
『岡崎城西高校までお願いします!』
運転手「はい…」
あの時と同じようにタクシーに乗って私は向かう。
あの人が…皆が待ってるから。
『着いた…。皆いるかな?』
?「あ、Aじゃね!?」
『…!としくん!』
と「遅いぞー??」
し「あーA!久しぶり!」
虫「テレビでの活躍見てたよ」
『…ありがとぉ!』
ゆ「あ、2人が待ってるから行こっか」
『うん!』
私たちは岡崎城西高校の中に入る。今日は特別に入ってもいいことになっている。
『…りょう?てっちゃん?』
て「A!大人っぽくなったな!」
り「…待ってたよ」
『待たせてごめんね。帰ってきました!』
し「うぉぉぉ!お帰り!!」
と「…そういえば今日は学校回ってゆっくりするけど明日の“あれ”大丈夫なのか?」
り「もちろん」
『凄く緊張するよ…』
り「大丈夫!ね?」
『…うん!』
そんな会話をしながら学校を回っていく。その間は東海オンエア内であった事を話したり、私が仕事をしていてどんなことがあったかな報告会をしていた。
そして…
り「…もう夕方だね」
と「お前ら、明日は早いんだから早く帰れよ?」
『だね』
て「…おめでとう」
『てっちゃん、まだ早いって!』
ゆ「それじゃあまた明日ね!」
「「「「「「『バイバーイ』」」」」」」
〜次の日〜
?「お似合いですよAさん!」
『ありがとうございます!』
?「Aさんは本当に大人っぽいですから、白のドレスがより美しいですよ」
『本当ですか…?早く見てもらいたいな…』
?「あ、旦那さんの準備ができたみたいです」
『…うわぁぁ!りょう、めっちゃかっこいい!』
り「ありがと//Aも凄く可愛い。やっぱり白が似合うね。本当に素敵だよ」
『は、恥ずかしいなぁ//』
?「それではお時間です」
り「…じゃあ先に行ってる」
『うん!また後でね…』
今日、私たちは本当の神に誓うのだ。
…永遠の愛を。
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作者名:おとーふ 二号 | 作成日時:2020年6月4日 14時