君の為のchocolate/kn ページ5
「なぁお前チョコ何個もろた？」
そうシャオちゃんや鬱に訊いている金髪をぼんやりと眺める。
自分の机の中にあるチロルチョコを指先で弄ぶ。
机に座ってケラケラと笑っているコネシマは何個貰ったのだろう。
…私のなんて必要ないか。
そんなことを考えながらも立ち上がってコネシマの前に行く。
「おうA、どうしたん？」
「手」
「？はい」
その声と共に出された左手にチロルチョコを落とす。
「義理チョコ」
「おう、ありがとな！」
そうしてチロルチョコは消えたが、左手はまだ出ている。
「…は？」
「え？俺ら友達やん」
此奴…
私は堪忍して、ポケットの中に入れていたトリュフ2個入りの箱をコネシマの手中に落とした。
「それは…本命…」
「おーありが…え？本命？」
聞き返され、言ってしまった、と口に手を当てる。
待って待って、シャオちゃんも鬱もいるじゃん…！
「あー…友チョコ、うん」
言い直し立ち去ろうとすると、パシッ、と腕を掴まれ、コネシマの方を向かされる。
「…ほんま？」
好きな水色の瞳で見つめられ、口元に手の甲を当てる。
「…A」
手をそっととられ、唇にキスされた。
案外柔らかな感触がする。
「A、好きや」
「え、え、あ、え」
次から次に衝撃が加わり過ぎて私の頭はキャパオーバー。
「ふはっ、お前真っ赤やんけwそれは何、オッケーってこと？w」
慌てて首を縦に振ると、コネシマは笑ってOK、と言い、私の頭を撫でた。
「っ…ばか」
やっと出てきたのはそんな悪態をつく言葉。
「そや、今日一緒に帰らへん？確か同じ駅やったよな？」
「っ、うん、いいよ」
見てろよお前絶対いつか仕返してやるからな。
そんなことを考えながら幸せに身を任せる午後であった。
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リア充爆発しろ。
どうもトウカです。
あ、別に爆発しなくていいです、はい。
いやぁバレンタインですよ皆様。
チョコは美味しいですね。
あ、主はビターチョコしか食べれません。
甘いのムリです。
友人が生クリーム食べてるのをすごい顔で眺めてる人です。
またまた最後になりましたが総合300hitありがとうございます。
本当に、ここまで伸びるとは思ってなかったです。
これからも夢を綴っていきますので、のんびりとお布団の中ででも眺めててくださいね。
君と会った世界/rbr→←心配する人される人の間にいる人/tn
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トウカ@桃花(プロフ) - アベルさん» コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。そう思って頂けてとても嬉しく思います。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2018年3月29日 0時) (
レス) id: 9f699652ad (このIDを非表示/違反報告)
アベル(プロフ) - すごくロマンチックだなーーーと思います (2018年3月20日 2時) (レス) id: f9439cb74b (このIDを非表示/違反報告)
アベル(プロフ) - すごくロマンチックだなーーーと思います (2018年3月20日 2時) (レス) id: f9439cb74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トウカ@桃花 | 作成日時：2018年1月23日 2時
