83話 ページ38
うっげぇぇぇ
天女に呼び止められて何度同じ反応しただろう
天女「ねぇ、いい？」
いやに決まってんだろうが
誰がお前のいうことなんぞ聞くかっての
でもそんなこと言ったら余計めんどくさい
「……どうかしましたか？」ニコ
天女「、…A、一緒に街へ行ってほしいのぉ」
何故語尾のばす
しかも私に
少しまで死ねとか言ってたのに
ていうか街？どうしてまた……
天女「買いたいものがあってねぇ、」
「お待ちください、天女様が私と行っては皆、心配するのでは？
それに天女様は私のことは嫌いなはず
何か企んでるのですか？」
天女「！企んでなんかないわよ。
ただただ街に行きたいだけ、
だって皆と行くとみんなの目が痛いじゃない！」
今更かよ
てか理由の意味が分かんねぇな
焦ってる
もしかして
・
・
・
ほー・・・
そういうことね
「……わかりました。では行きましょうか？
それと七松先輩は来ないでくださいね
あぁ、あと滝もね」
天女「！」
二つの影が、がさっと音をたててどこかへ行った
天女「なんだ。気づいてたのかよ」
「えぇ、だって天女様落ち着きがないし、気配が二つほどしたし、
バレバレでしたよ
自分は敵にも優しいところを見せつけてみたかったんでしょう？」ニコニコ
天女「なんでニコニコしてんのよ。気持悪」
一言多いね
Aちゃん傷ついちゃった((
「では、行きましょうか」
天女「は？どこにだよ」
「？街ですよ。あれ、行かないんですか」
天女が行くって言ったよね？
天女「……行く」
なんだよその顔
−−−−−
ほんと後悔してる
天女と一切話さず気まずいうえに
私は天女の懐に私を殺すための何かが入っているのを知っている
何かはわからんが
ま、忍術学園5年生が天女に負ける気はしないけど…ね
天女「、兵助君ってさ、どうして妖術とけたんだと思う？」
いやな目つきでこちらを見る
「自分自身で気づいてくれたんですよ。兵助は」
天女「ふーん……」
そう興味なさそうに反応した天女。
次の瞬間、
天女は懐からあるものを出した
私を殺すための――――包丁？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天然水豆腐(プロフ) - hina hihoho2さん» 壁に耳あり障子にメアリー！！！14歳感出てましたか･･････？なんか安心しました･･････大人過ぎても子供すぎても･･･ですからね･･･！←(？)5年生が14歳ってなんか良いですよね！ (2018年4月22日 17時) (
レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - 草さん» こちらこそありがとう！面白い？！良かったでござんす(( (2018年4月22日 17時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - 壁に耳あり障子にメアリー！何！？二人ともすんごく14歳…。初々しいわ… (2018年4月22日 8時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
草(プロフ) - 天然水豆腐さん» 全然おかしくなかったよ！！ありがとう！面白い…笑 (2018年4月22日 7時) (レス) id: 5a75bccb9a (このIDを非表示/違反報告)
天然水豆腐(プロフ) - 草さん» できたよ！どうかな？男の子の恋バナって聞いたことないからどこかおかしいかも・・・です！ (2018年4月21日 21時) (レス) id: 50e857828e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天然水豆腐 | 作成日時：2018年3月26日 12時
