ｸｩｰｯ!!酒は上手いよ！ ページ49
三日月「して主よ。」
A「ん？」
三日月「我々に付き合ってくれるのか？」
そう言いながら渡されたのは小さめの盃。
今晩は俺達と呑め、という事だろう。
付き合ってやろうか。(※よいこはマネしないでね)
三日月から盃を受け取り一升瓶から日本酒を
注ごうとするとすかさず一期に取られ、
「このくらい、私にやらせて下さい」
と言われてしまった。
一期に注いでもらった日本酒を口に含む。
A「……うまぁ！」
鶴丸「だろ！俺が蔵から特別なのを引っ張り出してきたんだ！」
三日月「主の用事が終わるまで待っていて正解だったな。」
A「ありゃ、先に飲んでれば良かったものを。」
三日月「なに、酒とは種類が多いからな。色んな酒を空けて待っているのも悪くはなかったぞ。」
周りを見れば空いた一升瓶が散らばっている。
あんたらどんだけ呑んだんだよ…
鶴丸「これで月見酒に花ができたな！」
燭台切「じゃあ僕達はこれで。」
A「あれ？みっちゃんや歌仙は呑まないの？…薬研は呑もうとしない。」
薬研「俺っち、大将より年上なんだぜ？」
A「でもダメなもんはダメだろう。」
一期「薬研。」
薬研「あー、もう、一兄と大将に言われちゃあ適わねぇからな。俺っちは弟達の所に行ってるぜ」
歌仙「僕も。邪魔しちゃ悪いからね。」
A「…邪魔？」
一期「私もここで失礼させt「一期は呑むよな？」
三日月「おお、『偶然』にも盃が1つ余っているな。他の3人は行ってしまったしなぁ…」
一期「…御一緒すればいいんですな…」
A「一期も苦労人だねぇw」
一期「いえ、主殿と酒を交わせるのは嬉しいですぞ。」
鶴丸「随分と口がうまくなったなぁ一期？」
一期「それは鶴丸殿の気の所存では？」
三日月「そうだと良いなぁ。はっはっは。」
こりゃぁ厄介な夜になりそうだよ。
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作者名：久遠 | 作成日時：2016年4月11日 18時
