【名探偵コナン×東方project】 幻想入りした名探偵

最終鬼畜妹失踪事件９ ページ24

コナン「あんた山本を知らないって言ったくせになんで帰宅時間を把握してるんだ？」



香菜「、、、あ」



コナン「そして俺がさらに確信を持ったのは山本の家に残されてたメモのksという人物の名前を見たとき」



香菜「そのksと私、どんな関係があるというのかしら？」


コナン「このksというニックネームは二つの単語の頭文字を繋げたものなんだ、まずkはあんたの頭文字、香菜のkだ」


香菜「じゃあsは何なのよ、私のフルネームは香菜 陽子(かな ようこ)、何処にもsは使われてないわ」


コナン「あんたの名前じゃないさ、あんたの働いてる所だ！」


香菜「！？」


コナン「あんたが働いてる絹織物屋、絹織物を英語に直すとSilk fabric、頭文字はsだ！」


香菜「なるほど、、、確かに私が犯人だと考えることができるわね、しかしここまで見抜くことが出来るなんて貴方一体何者？」




コナン「江戸川コナン、探偵さ」



香菜「しかし山本のやつ余計なメモ残しやがって、もっと早くから消しておくべきだったわね」



コナン「やっぱ山本を殺したのも、、、」


香菜「えぇ、私よ。あいつは私より力が強いから妖怪を操る術式はあいつに作らせてたんだけど、、、あいつは馬鹿だったからこの計画には邪魔だったのよ、だから利用するだけ利用してから死んでもらったのよ」



コナン「妖怪を操る術式、、、？」


香菜「しかしボウヤ、よくここが分かったわね」


コナン「フランちゃんが残したこのメッセージのおかげさ」


コナンはふところからフランの帽子を取り出し血でかかれた「マ」の字を見せた。


コナン「フランちゃんがここの頭文字をなんとか残してくれたからわかったんだよ」


香菜「ちゃっと待ちなさいよ、それでどう分かったてのよ、ここの場所の名前は無縁塚、頭文字は「ム」よ」



コナン「そう、確かにこれは一見カタカナの「マ」だ、だけどこれは"帽子の上"からかかれた場合、これは実は"帽子の中"から書かれたものなんだよ」


そう言うとコナンはフランの帽子を少しの傾け、裏返して帽子の中を香菜に見せた。


そこには確かにカタカナで「ム」と書かれていた。



香菜「なるほどね、、、まさかこんな物を残されてたなんて、、、でも迂闊だったわねボウヤ、たった一人で乗り込んで来るなんて、博麗の巫女と一緒に来てくれば死なずに済んだのに」


と、香菜は隠し持っていたもう一本のナイフを取り出した。


コナン「大丈夫、お姉さんを制圧するぐらい僕にもできるから」


と、コナンは近くの石を広い、キック力増強シューズの電源を入れた。

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