第８話☆借りてくだけだぜ！ ページ10
霊夢・ティ・イズ・エス「うーん……」
紫もエックスも、どちらも犯人っぽいな……。
暫く考え込んでいると、ある事を思い出した。
イズ「……あら、そういえばアイとゼットは？」
あたりをきょろきょろ見回してみても見当たらない。
説明をしている間にどこかへ行ったのだろうか。
先程まで遊んでいたジェイとエル、妖精一同は寝ているし……。
ティ「って、おい。寝るな」
☆
イズ「テト号の中から物音……？
壊れていても入れるのかしら？」
イズはテト号の中には入れることに気付いた。
そして物音が聞こえるということは、中に誰か居るということである。
……いや、墜落後の誤操作という線もあるが。
しかし入ってみると何やら意外と騒がしかった。
誰か暴れているのか？やはり誤操作だろうか？
進むか否か迷っていたら機械声が聞こえた。
ゼット「暴レルナ、大人シクシロ」
ゼット？
先程居ないと思っていたゼットはここに居たのか。
それでは、アイは？
と思ったら、泣きながらこちらへ走ってきた。
アイ「キューン……」
イズ「貴方……さっきから泣いてばかりね」
まあアイには……いやみんな初めてなことが多いのだから仕方あるまいか。
「くーっ、離せ！
私はこの本を借りたいだけなんだぜ！」
イズ「……ん？」
誰だ今の。
男口調だが女の子の声。
どうやら、ゼットがその声の人を捕まえた、ということだろう。
イズ「ゼットー？居るのね？」
ゼット「アア、イズカ。
コイツガ本ヲ盗モウトシテイタカラ、捕マエタンダ」
イズ「成程。侵入者は泥棒である。
ゼットはそれを捕まえた訳ね」
「違ーう！私はただ本を借りに来ただけなんだ！」
よく見たら、その子は数冊の本を抱えていた。
……アイの本ではないか。
イズは捕まっている女の子に近づき、目線を合わせる。
イズ「…………。
貴方は誰かしら？」
魔理沙「ま……魔理沙。
霧雨魔理沙だぜ……」
先程までの威勢はどこへやら。
イズのカリスマに圧倒されてしまったのである。
イズ「そう、魔理沙。覚えておくわ。
……それ、返してもらえる？」
魔理沙「わ……分かったぜ」
魔理沙はいとも簡単に本達をイズに渡してしまった。
イズはその本達をアイに返してあげた。
ゼット「コンナコトガ出来タノカ」
イズ「知っていたでしょう？」
ゼット「……マア、ソウダナ」
アイ「流石だね、イズ」
イズ「貴方も気を付けなさいよ……」
☆
魔理沙さん出したかったのだ……まあ１話のときは居たけども。
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夢求(プロフ) - 日向 小丸(ヒナタ コマリ)@弾幕ｲｰｼﾞｰｼｭｰﾀｰさん» ティは可愛いリーダーです。うさ耳ティとぴっちり服てゐですかね（笑） (2016年4月28日 22時) (
レス) id: 80d7a93c3f (このIDを非表示/違反報告)
日向 小丸(ヒナタ コマリ)@弾幕ｲｰｼﾞｰｼｭｰﾀｰ - ティが可愛過ぎて死ぬる。そう言えばティとてゐって名前似てry (2016年4月2日 14時) (レス) id: 48a9418dfb (このIDを非表示/違反報告)
夢求(プロフ) - ローテーションXさん» 有難うございます！そしていつの間にか3000超えてましたｗ (2016年3月21日 19時) (レス) id: 80d7a93c3f (このIDを非表示/違反報告)
ローテーションX - あ、そういえば2500hit突破おめでとうございます! (2016年2月3日 7時) (レス) id: db1bfa63ae (このIDを非表示/違反報告)
夢求(プロフ) - 宇宙さん» コメント有難うございます！東方とぷよテトの両方好きな人もやっぱりいるみたいで作者は嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2016年1月25日 18時) (レス) id: 8cdadf5f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢求 | 作成日時：2015年5月24日 18時
