第３４話☆人間の里−オーって便利？ ページ36
ティ「じゃあ……これとこれと……これで」
小鈴「わぁ、そんなに借りるんですか！
少々高めの本がちらほら見えますが……」
そういえばゼットにお金を全部預けておいたんだった……。
ティは少し考えると、その本達を小鈴に渡した。
ティ「おれの仲間が今、里で買い物をしてるんだ。
それが終わったら此処に向かわせて代金を払ってもらうから、それまで預かっててもらえないか？」
小鈴「予約ですね、かしこまりました！
ティさんの仲間はどんな方ですか？」
どんな方……というか、はっきり言ってロボットなんだが。
この里にロボットなんていないだろうから、見ればすぐわかるだろうと伝えた。
小鈴「その方を見たら、この本を渡せばいいんですね？」
ティ「ああ、よろしく頼むよ」
小鈴「はい！」
予約(？)を終わらせたティは、寺子屋へ向かうべく鈴奈庵を後にしたのであった。
ティ「さて、と……。
オー、おれの無言会話をゼットに送れるか？」
オー「ピピピー！」
☆
八百屋「毎度あり！
林檎一個おまけしとくよ！」
ゼット「感謝スル」
里の八百屋で買い物をするゼットというのも、なかなかにレアかもしれない。
これで粗方揃った、とティ達を探そうとすると、オーから通信が入る。
《ゼット、連絡だ。
鈴奈庵にて本を予約しておいたから、そこへ行って本の代金を払っておいてくれ。
場所はオーからイメージを送っておく。以上》
ゼット「……」
オーが音声の録音・再生ができること、テト号船内の全員と無言会話ができることを利用して、ゼットにティの声を送ったそうだ。
傍から見るととても便利かもしれないが、パシリに使われている気がしてならないゼットであった。
そして、ゼットはオーの言葉が分かるため、オーに直接言ってもらえれば良かったということをうっかり忘れてしまうティであった。
ゼット「……マア、良イカ」
☆
ティ「……あ！！
さっき小鈴に寺子屋の場所を聞くの忘れてた！」
オー「ピー……」
第３５話☆地底―暗い洞窟の明るい網→←第３３話☆人間の里―鈴奈庵
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夢求(プロフ) - 日向 小丸(ヒナタ コマリ)@弾幕ｲｰｼﾞｰｼｭｰﾀｰさん» ティは可愛いリーダーです。うさ耳ティとぴっちり服てゐですかね（笑） (2016年4月28日 22時) (
レス) id: 80d7a93c3f (このIDを非表示/違反報告)
日向 小丸(ヒナタ コマリ)@弾幕ｲｰｼﾞｰｼｭｰﾀｰ - ティが可愛過ぎて死ぬる。そう言えばティとてゐって名前似てry (2016年4月2日 14時) (レス) id: 48a9418dfb (このIDを非表示/違反報告)
夢求(プロフ) - ローテーションXさん» 有難うございます！そしていつの間にか3000超えてましたｗ (2016年3月21日 19時) (レス) id: 80d7a93c3f (このIDを非表示/違反報告)
ローテーションX - あ、そういえば2500hit突破おめでとうございます! (2016年2月3日 7時) (レス) id: db1bfa63ae (このIDを非表示/違反報告)
夢求(プロフ) - 宇宙さん» コメント有難うございます！東方とぷよテトの両方好きな人もやっぱりいるみたいで作者は嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2016年1月25日 18時) (レス) id: 8cdadf5f9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢求 | 作成日時：2015年5月24日 18時
