転生したら“最強チーター”になっていた件。【東方Project】【僕のヒーローアカデミア】【クロスオーバー】 (ページ8)

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E p i s o d e .006　最高のヒーローページ8

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彼は良いヒーローになると確信を持てた。
だこんなに真っ直ぐで綺麗な目は初めて見た…

＿＿＿いや、それよりも…

『ねぇ…何でこんなことしてるの？
人間性疑うけど』

…爆破の個性を持っている男の子の方

「……ッ、」

私が向き合うと、彼は何も言わずに
此方に突進してきた。

『ごめんね、

《フランドール》」

危険を感じた為フランの能力を使えるように
すると、その直後。彼は私に爆発を放った。

『禁忌「レーヴァテイン」』

彼に当たらないよう少し手前にスペカを繰り出す。
彼は私が技を繰り出した瞬間に後ろに飛びのいた。

『この技、当たったらこうなっちゃうんだよね』

そう言いながら木の棒を放り投げると、
一瞬にして燃え尽きてしまった

「…お前、名前は…」

『霧雨Aだよ。』

私のことを知ろうとしてくれたのが嬉しくて、
つい笑顔になった。本当は優しい子なんだな…
と、最初に感じたのはこの時。

「…ｯ!そ、そうかよ、///」

……気のせいかな?顔赤くなっちゃってる、

「……悪かった、…その、爆破しようとして」

『…じゃあ、仲直りしよ!あ、その前に…
《戻れ》っと…指切りげんまん嘘ついたら
針千本飲ますから。指切ったｯ」

「ッ…!……お前ら帰るぞ」

そう言って彼は２人の男の子を連れて、
帰ろうと踵を返した。

『…あっ!!ねぇ、君の名前は!?』

「あ?…爆豪勝己(ばくごうかつき)…」

手を大きく振って見送った。

ふぅ、と１つ息を吐いてからふと思い出した。
私、男の子達を助けたんだった。

ふっと後ろを振り向くと１人の子が
帰っていくところだった。まだ残っている
緑髪の男の子……つまり、私が

「ヒーローになれる」

と言った方の子は近くからこっちを見つめていた。

『…聞いちゃいけないこと聞いちゃうけど…
もしかして、君、無個性なの、?』

慎重にそう聞けば肩が大袈裟にビクッと跳ねる。
あー…なんか、申し訳ないな…

「うん、そうなんだ。僕は無個性だから…
オールマイトみたいなヒーローになれるかなぁ」

心配そうに溢した彼の手をそっと
包み込んで優しく握る。

「大丈夫。君はきっと!さいっこうの
ヒーローになれるよ!」