第二十七話 新しい恋の芽生え ページ28
東堂「あぁ…真波の言うとおり…」
福富「荒北にそんなことがあったのか…」
真波「でもAの一言でおちこむとか荒北さんらしくないね〜」
新開「まぁそう言ってやんなよー」
東堂「で、なんていっているんだ？Aちゃんは」
宮原「簡単にまとめるとAと荒北さんは一緒のペアで勉強していて…」
新開「まぁそこは分かるぜ」
宮原「そしてAが荒北さんに何の教科が不得意なのかを聞いていてまぁ全部と答えて…」
東堂「…」
宮原「するとAが……」
A「まって…あとは私が言う…むしろ私の口から言わせて…」
宮原「うん分かったわ」
A「私は荒北さんに向かって…」
A「あの…失礼な事ですか…」
荒北「ン？ナニ？」
A「よく進級できましたね…」
A「と…」
新開「なるほど…ね」
東堂「あぁ…」
真波「あちゃあ〜」
福富「少しストレートだな」
A「私…どうすれば…」
ポロッ…
東堂「Aちゃんが悪くはないぞ！」
「荒北がバカすぎて正直に告げてしまっただけだろ？」
A「で…でも…！」
宮原「A…あまり自分を責めちゃだめだよ…」
A「委員長…」
新開「まぁ少しきついけどでもそれは靖友のためにもなるんだ」
福富「花園さんは決してわるいことをしたわけではない」
真波「Aは優しすぎるからそういう刺激も必要だよ?」
A「みなさん…」
東堂「だから…その…そんな悲しい顔しないでくれAちゃん」
A「東堂さんっ！」
ﾊﾞｯ!
東堂「Aちゃん！？」
宮原「えっ！？A！？」
真波「そういえば委員長〜Aと東堂さんが付き合っていることしらなかったっけ？」
宮原「つ、そうなの！？……知らなかったわ…」
新開「お似合いだな…な、寿一！」
福富「あぁ、全力で応援してやろう」
宮原 A…凄いよあの東堂さんと付き合っているなんて…私は…
真波「どうしたの?委員長?」
宮原「なっ！？…って山岳か…」
真波「なにそれ〜…なにか考え込んでたでしょ？」
宮原「何も考えてないわよ」
真波「またまた〜もしかしてAと東堂さん見てうらやましいな〜なんて思ってるでしょ?」
宮原「はぁ〜？なんで私がそう思わなきゃいけないのよ!」
まぁ山岳のいう事は間違っていないけど…
第二十八話 委員長の思い→←第二十六話 久しぶりの委員長登場
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作者名：ミクリスタル | 作成日時：2015年4月7日 14時
