【弱虫ペダル】美形とヲタクの恋愛事情 (ページ24)

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第二十三話　メイドもオタ？ページ24

東堂「Aちゃん…お兄さんがいたのか…!?」

A「はい！凄く歳の離れた兄ですが」

新開「知らなかったなお兄さんがいた事…」

A「委員長にしか言ったことないので知らないと思います」

荒北「Aの兄から教わったって事はパティシエかなんかか？」

A「違いますよ」

福富「お兄さんは何の仕事をしているんだ?」

A「東大の教師だったかな…？」

東堂・福富「！？」

荒北「どうしたお前ら？」

真波「とう…だい？」

新開「そんなに驚く仕事なのかい？」

東堂「お前たち…東大を知らないのか…!?」

福富「日本最難関の大学で最大偏差値は８８」

新開・荒北「８８!!??」

真波「はい？」

A「みなさん大丈夫ですか？」

東堂「あ～これでAちゃんが天才な理由分かったな」

A「天才…？」

荒北「ナァA…無自覚って怖いよな？」

A「えっ？」

新開「靖友ー怖いよ」

荒北「わ…ワリィA」

A「あっいえ！大丈夫ですよ」

東堂「Aちゃんのお兄さんいつ会える？」

A「兄さんに会いたいんですか?」

東堂「彼氏として挨拶しておきたいと思ってな！」

荒北「へぇ～？」

東堂「なんだよ！変か!?」

新開「いや、すごくいいことだと思うよ尽八」

福富「同感だ」

東堂「だよなっ！」

A「兄さんあまりこっちに帰ってないから…でも空いてる日があれば連絡しますね!」

東堂「ありがとう!Aちゃん」

A「いえっ！お礼は言うのは私の方です！わざわざ兄に会いたいなんて…きっと兄さん喜びます！」

東堂「そうか！それは良かった!」

メイド「お嬢様～」

A「はい！あ、出来た?」

メイド「はいこのとおりです!」

A「ありがとう」

メイド「いえいえ花園家メイドたる者この程度出来なくてどうします？……あ…すいません!!ではここにプリント置いときますねっ!ごゆっくり…」

パタパタ…

荒北「なんかアニメみたいな言い方だったナ…」

東堂「正直俺も思った」

真波「あいからわずすきだな～城執事…」

A「知ってんの!?真波君！」

真波「うん嫌というほど聞かされたから…」

新開「Aちゃんのメイドさんノリいいね！」

福富「ノリなのか？」

荒北「バカな新開の思考回路だから気にしなくていいヨ、フクチャン」

東堂「お前も人の事言えないからなっ!」

荒北「あﾞ？」