糖度 ２％ ページ22
/
「歩いて帰ったで」
「ほんとですか?」
「おん。途中で、流星とシゲと合流してん」
ジッと目を見て、探ってると
フイッと智ちゃんが目をそらして
一言。
「そんな見つめられると、照れるやん」
と目線は逸らしたけど、
どうってことなさそうな表情で言うた。
全然、照れてへんやん。
「あ、すみません。ほんまなんかなぁ って思って」
「ほんなら、流星に確認してみ」
ま、そうか。
メンバーに確認したらすぐにバレるような嘘
智ちゃん がつくはずないよな。
「いやいや。そこまで神山さんアホじゃないの知ってますから。
それより、そろそろ戻らなくていいんですか、?」
腕時計を確認するとあと2時間ほどで開場の時間。
そろそろ、ストレッチとかし始める時間じゃないかと
声をかければ、もうそんな時間?
と言った顔をしながら
「戻るわ。本番、よろしくな」
「はい!」
手をバイバイ と可愛く振って戻って行った智ちゃん を見送って
私も仕事のスイッチを入れた。
後2回で終わる、彼らの初ドーム。
それだけでも十分な理由やけど
この、クリスマスを彼らと過ごせることを楽しみにしてる
ジャス民のタメにも絶対に失敗できひん。
「吉野さん。ちょっといい、?」
「はい」
/
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じゅーんた - めためた面白いです！ (2019年6月24日 22時) (
レス) id: ed2374a19f (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - すいません、間違えて送ってしまいました。 (2019年2月8日 22時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 字が細くなって読みにくいです。 (2019年2月8日 22時) (レス) id: 34a5132cfc (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年8月3日 20時) (レス) id: e508a43339 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やすみぃ | 作者ホームページ：http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=season1999
作成日時：2017年3月8日 19時
