ほわいと闘病日記。３

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Aside








看「どお？いい場所でしょう。」



A「ん… なんか色々思い出すし、おもろい。」








.








早めのお昼ご飯を食べるサラリーマン達が、忙しそうに歩いてる。




高校生、早帰りなんかな？

エンジョイ真っ最中のJK達が、楽しそうに下校してて、




商店街の方にはオバチャン達が流れてく。

良いなぁ、年取ったらAもあんなんなるんかなぁ、て……失礼やな(笑)








今私の目に映ってる人達の中に、


ジャニーズWESTを知ってくれている人は何人おるかなぁ。


ファンは何人おるかなぁ。


その中に、Aの復活を望んでくれてる、山本担は何人おるかなぁ…。








今ここからは見えなくても、全国各地に、いつも私を思ってくれている人が沢山いて…



皆、活動再開を待ってくれてる。









それやのに、今の私は？




車椅子に乗って、ただボーッと、景色を眺めて、、、







何してんねやろ…







ツアーに参加できなくても、
何としてでも、恩返しがしたい。



今生きてるのも、頑張れるのも、全部全部ファンのおかげやのに、



なんにも出来てない。







このまま、顔も出さずに死ぬんかな…？



嫌やんな、ずっと応援してたアイドルがさ、
帰ってくるなんて嘘ついて、

ある日突然、死にましたなんて、、


誰も、望んでないやんな…。








A「……っっ、」



看「……辛いね。」(撫



A「ｸﾞｽｯ……っんぐっ、」








悩めば悩む程、答えがわからなくなる。




泣いてばっかりやん。泣いてばっかで、何も出来てない。







看護師さんが優しく背中をさすってくれるけど、



情けなくて、手で辞めてって払いたいくらいで、



でも、思うように動かへんから、それすらできなくて…







.







あかん、病みすぎやな自分。








もっと、ファンの子が満足できるように、なにか出来ること考えよ。



考えて、実行すんねん、絶対…



このままで、終わらへんように…。

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