博麗の妹と運命の王子様【ドラゴンボール＆東方】

今日は今日のままで。：瀬 ページ7

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ふっと、柔らかな風が吹く。
草花も芽吹き、
春がやってきた。



『もう春ですか。』



ポツリとそう呟く小咲。



「だなっ！」
『わっ！？悟空！？』



ボーっと桜を見てると、
後ろから悟空が声をかけてきた。




『ハァ、なんだ悟空か...びっくりさせないでよね！』

「オラが悪かったよ！ごめんな！」

『まぁ、いいけど』



春は始まりの季節、そして再会、別れの季節。


いつかは別れが来るのかと、そう思うと、
小咲は桜が霞んで見えなくなっていった。



ポロポロと、大粒の涙が、小咲の頰を伝った。




「！？ど、どうした小咲！？」

『ううん、なんでも、ない』

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