幕末志士を目指す1人の女 (ページ10)

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ちょっと。ページ10

A視点

A「ラーメン上手いな～」
美奈「どんだけ探したことか…」

そうタクシーが2,3台ある店はそんなになかったのだ。
朝から少量の雪にみまわれ、厚着を来てきた。
ので、店内では暑苦しい状況だ。

美奈「美味しかった～」
A「次行く？このまま観光でもいいけど。」
美奈「観光してお腹空けとく！！」

よし。観光だ。
かと言っても観光名所などないので街並みを見る事とした。

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

雪を踏みしめる音がする。

美奈「あの自販機でコーンポタージュ買お。」
A「おっけー。」

１人２本買う事とした。

ｶﾞｺﾝ、ｶﾞｺﾝ。

美奈「あったかぁ！！」
A「うるさい。」

また足を進めていく。

ﾄﾞﾝｯ

な。注意してなかった。
男二人組にぶつかり、4人の内１人、私だけが尻餅をついた。

A「ちょっ、あ、あぁぁぁぁ…ああぃぃぃぁぁぅ…」

コミュ障のせいか、変な声しか出ない。

美奈「あ、すみません！」
？？「いえいえ大丈夫ですか？」

手を差し伸べてくれた。
ああ、なんて優しい人なんだ…
私は立ち上がり深く頭を下げた。

？？「えっと…これ、お詫びに…」
？？「そこまでwwww内気にならなくてもwwww」

察した。この人たち幕末志士だ。
美奈にアイコンタクトを贈る。

A「私の不注意です！すみません。。。
あのこれ…」

ｷｭｯｷｭｯ

ペンを走らせる音、ちょっとだけ正面を向く。
不思議そうに見る幕末志士さんが恐い。

A「北海道寒いですよね！！なのでコーンポタージュです！」

同時に美奈も渡す。

西郷「いやー、ばれるもんなんですね。こうして出会うとwwww」
坂本「そこでゲラだすから…んで、貴方達はケネさんと那奈さんですね。拝見しています。」

え？ん？は？

私の意識はここで途切れた。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
こうやって意識途切れるの好きなんですよね。
あとTwitterのアカウント乗っ取られたけどすぐ対処しました。

それでは。