1話 ページ2
sideA
今日も今日とて
A『眠いです…』
へし切「朝ですので。」
もっと寝てたいです…
A『…むぅ…』
加州「あーるじっ!今日の俺も可愛いでしょー?」
枕を抱きかかえてます。
A『はぁーい。』
加州「俺を見てぇー!!」
A『見なくても清光は美人さんです…』
加州「あーもう!!」
?
布団を引き離されました…
加州「また、そうやって無自覚に可愛い事を言う!」
そんなつもりじゃ…
お布団…お布団…
和泉守「おー、今日もやってる。」
兼定さん…
堀川「主さん。お腹空いた?」
むぅ…
A『空きました…』
堀川「じゃ、ご飯食べに行こ。ね?」
上着を着て起き上がります…
A『寒いです…』
堀川「ご飯は温かい方が美味しいよ。」
そうですけど…
A『…むぅ。』
堀川「行こっか。」
手を差し出しされました…
加州「あー!」
何事?
加州「主と手を繋ぐのは俺の役割!」
えぇ…
加州「初期刀の特権だから!」
昨日は今剣でしたけど…
A『なんでもいいです。』
手を繋いで襖を開けると皆さん大集合です…
今剣「あるじさま!おそいですよう!」
薬研「今日も元気そうだな、たーいしょ。」
宗三「貴女の為に腹を空かせて待っていたので、早くしてくれます?」
A『…お先にどうぞ?』
私なんかよりも早く起きていらっしゃるなら、先に食べてても構いませんが…
席に着いて、合掌して…
A『…いただきます…』
「「「いただきます!!!」」」
声量が違いますね。
こんなに要らないです…
隣にいる岩融に分け与えます。
岩融「相変わらず主は少食だな!」
A『…私からしたら皆さんがよくお食べになられるなぁと…』
眠くなってきました…
大倶利伽羅「おい、あんた。」
太鼓鐘「みっちゃん!主が寝たぜ〜?」
燭台切「えぇー?」
告げ口を堂々とされました…
燭台切「あーあ。主。起きないと。今日はちゃんと全部食べたの?」
食べましたぁ……
燭台切「本当かなぁ…」
今剣「あー!あるじさま から もらおうと おもってたのに…」
岩融「すまんな。主が寄越してくるものだから食べてしまった。」
燭台切「あ〜る〜じ〜…」
あ、怒られます…
燭台切「あれくらいは絶対に食べないと駄目だよ。いくら少食だって言っても主は僕達と違って病気になったり怪我しちゃってもなかなか治らないんだから。」
燭台切「ね?」
A『はぁい…』
今日も今日とて怒られました…
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年11月18日 19時