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#32 ページ33

十束 side


A「誰が・・・あなたたちなんかに。」

路地裏から聞こえてきた声。

それは紛れもなく、Aちゃんの声。

その声は少し震えていて、でも強い声で。

怖い目にあっているんだと、すぐにわかる。

草薙さんからこれから俺に合流するって連絡きたけど、待ってられない。

迷わず、路地裏に飛び込んだ。




少し走ると、声の元が見つかった。

集団の男たちの隙間から見えるのは、きっとAちゃん。

近づいてみるけど、幸いあちらは俺に気づく様子がない。

ただ、その男たちが大きいせいで、俺からはAちゃんがほぼ見えない。

追いつめられているってことはかろうじてわかるけど。


先頭の男が、ナイフを持っているのに気づいた。

血が、ついている。

それを見た瞬間、俺は攻撃に移るのを決意した。

あるかないかの、わずかな力で。



俺は持ち前の器用さで、後ろから男たちを炎で貫く。

・・・前にアンナがいたセンターでやりかけた方法だ。

できれば、これをやるのは避けたかったんだけど・・・

でも、そうはいかないよね。

Aちゃんが、傷つけられたんだもの。

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姫奈 - 氷月くまるさん» コメありがとうございます。はい、中学生ですよ!一年生です。すごいだなんてそんなことないです。でも、お褒めの言葉とても嬉しいです、ありがとうございます!! (2016年11月21日 13時) (レス) id: 1b82a4cf21 (このIDを非表示/違反報告)
氷月くまる(プロフ) - 友達に教えてもらって読んでみました。とてもとても面白かったです!コメントでの話ですが中学生なんですか?だとしたら本当にすごいですねぇ!!! (2016年11月20日 20時) (レス) id: 077e76169c (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 十束出雲さん» あ、ありがとうございます!!楽しんでいただけるよう頑張ります! (2016年4月27日 22時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
十束出雲(プロフ) - 凄い面白いです!!更新楽しみにしてます!! (2016年4月27日 18時) (レス) id: 207f47b422 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - R・Kさん» おおお!!まだ一話も更新してないのにコメントをくださるとは!!頑張ります! (2016年4月17日 21時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫奈 | 作成日時:2016年4月16日 18時

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