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#2 ページ3

『ガバッ!』

目が覚めた。

慌てて起き上がる。

背中が痛い。




私は、死んでない・・・?




誰かに助けられたのだろうか。

見たところ、私はベッドに寝かされているみたいだ。

ここは・・・

『ガチャッ』

いきなりドアが開いた。

A「!?」

肩が思いっきり跳ね上がる。

?「あ、起きた。」

声をかけられる。

そっと声の方を振り向いた。

そこに立っていたのは青年だった。

金髪に近い髪色の、すらっとした綺麗な人。

?「あはは、そんな厳しい顔しないで?別に君をどうこうしようとか考えてないから。」

キラキラした笑顔でそう言う。

いきなり馴れ馴れしいな。

それより何で私はここにいるのだろう。

もしかしたら、また私を狙っている奴らの一味?

A「・・・・・・・誰。」

思いっきり睨んで訊く。

すると、その人は困ったように笑った。

?「わぁ、警戒心丸出し。まるで俺がなにか悪いことをしたような。」

何なんだろうこの人。

?「俺は十束多々良。警戒してるようだから言っとくけど、悪い人じゃないからね?」
A「十束・・・多々良・・・」
十束「うん。『十束さん』でも、『多々良』でも好きなように呼んで。」

ニコニコしながらそう言う。

この人は何でそんなに笑っていられるんだろう。

少し間をおいてまた質問をする。

睨んだまま。

A「ここは?」
十束「ここ?ここはね、HOMRAっていうバーの二階だよ。まあ、ここ俺の家じゃないんだけどね。俺の知り合いが経営してるんだ。」
A「知り合い?」
十束「うん。」

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姫奈 - 氷月くまるさん» コメありがとうございます。はい、中学生ですよ!一年生です。すごいだなんてそんなことないです。でも、お褒めの言葉とても嬉しいです、ありがとうございます!! (2016年11月21日 13時) (レス) id: 1b82a4cf21 (このIDを非表示/違反報告)
氷月くまる(プロフ) - 友達に教えてもらって読んでみました。とてもとても面白かったです!コメントでの話ですが中学生なんですか?だとしたら本当にすごいですねぇ!!! (2016年11月20日 20時) (レス) id: 077e76169c (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 十束出雲さん» あ、ありがとうございます!!楽しんでいただけるよう頑張ります! (2016年4月27日 22時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
十束出雲(プロフ) - 凄い面白いです!!更新楽しみにしてます!! (2016年4月27日 18時) (レス) id: 207f47b422 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - R・Kさん» おおお!!まだ一話も更新してないのにコメントをくださるとは!!頑張ります! (2016年4月17日 21時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫奈 | 作成日時:2016年4月16日 18時

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