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十束「どうしたの?」
俺が訊くと、Aちゃんはぱっと目をそらした。
千歳「俺の顔に何かついてる?」
その様子に千歳が近づいてきて覗き込む。
・・・て、あ。
十束「ストップストップ!近づいちゃダメっていったでしょ!」
慌てて千歳を制止する。
後ろを見ると俺の服を掴んでいた手は離れてて、Aちゃんは後ずさりしていた。
軽く泣きそうになりながら。
十束「あ〜っと・・・部屋に戻る?」
本気で泣かせる前にと思ってそう言うと、Aちゃんはコクコクと激しく頷いた。
草薙「千歳のせいで台無しやな。」
鎌本「自分で十束さんにせがんどいて自分でダメにしちゃいましたねぇ。」
2人の会話に内心で同意しときながら2階に上がっていく。
まあ、やっぱり無茶だったかな。
俺だって最初は見事におびえられたし。
実は軽く傷ついてたりして。
・・・1人ずつ会わせた方がいいかも。うん。
その日はもう、Aちゃんが下に行くことはなかったけど、また今度みんなと会わせたいとは思うよ。
今回は半分泣かせちゃったけどね。
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姫奈 - 氷月くまるさん» コメありがとうございます。はい、中学生ですよ!一年生です。すごいだなんてそんなことないです。でも、お褒めの言葉とても嬉しいです、ありがとうございます!! (2016年11月21日 13時) (レス) id: 1b82a4cf21 (このIDを非表示/違反報告)
氷月くまる(プロフ) - 友達に教えてもらって読んでみました。とてもとても面白かったです!コメントでの話ですが中学生なんですか?だとしたら本当にすごいですねぇ!!! (2016年11月20日 20時) (レス) id: 077e76169c (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - 十束出雲さん» あ、ありがとうございます!!楽しんでいただけるよう頑張ります! (2016年4月27日 22時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
十束出雲(プロフ) - 凄い面白いです!!更新楽しみにしてます!! (2016年4月27日 18時) (レス) id: 207f47b422 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - R・Kさん» おおお!!まだ一話も更新してないのにコメントをくださるとは!!頑張ります! (2016年4月17日 21時) (レス) id: 366548b939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫奈 | 作成日時:2016年4月16日 18時