【K】 王の幼馴染。

冗談もほどほどに。・・・YOUside ページ38

コンコンコンコンコンコンコン

足早に階段を駆け上がる。

-回想--------------------------------------------------------
草「え？Aが尊に現状言ってくればええやろ」
『えー・・・嫌や。多々良行き』
多「いや、俺が行ったら話が脱線しちゃうんだもん」
草「そうやそうや、行ってき」
『この内容で脱線するて、一体どんな話広げたらそうなんねん』
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『ミッコトくーん？』
尊「・・・・・・」
眉間には深いシワが刻まれる。
『うわ、あからさまな嫌悪感。傷付くわ〜』
尊「・・・なんだ」
『新人君、問題起こしちゃったみたいや』
尊「・・・・・・そうか」
『それだけか？！』
尊「Aが行けばいいじゃねぇか。面倒くせぇ・・・」
『おい、ふざけんのも大概にせぇよ王さん』
尊「・・・・・・チッ」
小さく舌打ちをして立ち上がる尊。
『可愛い子分やろ？行ってらっしゃい』

俺はアンナと留守番でもしておいたらいいだろう・・・。

尊「テメェも来るんだよ馬鹿」
『・・・・は？』
初耳やぞ。つか、実戦経験ないですよ俺は。

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