少し、前の話をしよう。・・・ＹＯＵside ページ32
今から二年くらい前である。
俺は、幼馴染のためドイツのドレスデン石盤の研究所で研究者として働いていた.
研究者になるまでの間は食べていくために美容師をやっていた.
確かに、ヘマは出してはいただろうが役立たずではなく自分で言うのもなんだが・・・むしろ役に立っていたと思う。
そんな俺は「赤の王のクラウンズマン」として実験道具でもあり、身体能力の測定などは決められている日にテストされたが・・・。
待遇はむしろ良いぐらいで何の不満もなかった。
そんな日常を過ごしていたときだった。
いつも余裕でクリアしていたテストの課題が少し難しく感じるようになった。
テストの内容が上がった訳ではない。テストの内容は異能の衰えや向上がわかるように常に一定だ。
そう、俺の異能がほんの少し弱くなったのだ。
ほかの研究者たちはまず、第三王権者赤の王・周防尊の力の衰えをまず疑った。
だが、赤の王には何もこれといった異常は無かった。
なら次は俺だ。だが俺も・・・特に異常は無かった。
研究者たちは頭を悩ませた。
俺も自分の体について深く考えた。
炎は出せるものの前よりは出しにくくなり、極たまにガス欠のように火花だけが飛ぶという現象もでてくるようになった。
そんなときだった。
ドレスデン石盤の保有者である第二王権者黄金の王・國常路大覚から研究所に連絡が来た。
「王権者が生まれるような反応が石盤に微かにある」と。
「なんでそんなに曖昧なんだ」と研究員皆が言い合うのは黄金の王の言葉により聞こえなくなった。
「新たなる色の王権者かもしれない」
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凛也(プロフ) - tomoさん» 遅くなってスイマセン！新たに二つ出させていただきました。不明な点とかあるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年10月9日 23時) (
レス) id: f02d8de70d (このIDを非表示/違反報告)
tomo - 更新いつですか？ (2015年10月9日 16時) (レス) id: 1a3bd3e473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛也 | 作成日時：2015年10月4日 22時
