…腹立つなぁ。・・・YOUside ページ31
尊「お前、なんで日本に戻ってきた」
いつもに増して低い声で訊ねてくる尊。
『え〜なんでってきたとき言うたやん。仕事しすぎてアカンし、金やるから休みとれよってなって・・・無理やり?』
尊「・・・A。本当のことを言えよ?」
爛々と瞳が光る。暗闇ということもあって一層凄みが増す。
『・・・・・・は?』
尊「・・・・・・」
なんでも御見通しってワケ?
『一体、何についてさ?』
尊「理由だ。ホントは違ぇんだろ?」
真っ直ぐに視線を送られる。
『・・・・・・』
尊「・・・・・・A?」
『・・・・・・はぁー・・・』
そうですとも?ホントは仕事しすぎて休みとれなんか言われてねぇよ・・・。
逆に、ワケがあって「金やるからやめてくれ」って言われたんだよ。
『ったく、なんで・・・なんで分かんだよ・・・』
俺はその場に笑いながらしゃがみこんだ。
尊「フン」
目の前に座っている王様は眉間にシワを寄せながら、勝ち誇ったように口の端を少し上に上げた。
少し、前の話をしよう。・・・YOUside→←困った困った。・・・十束side
61人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛也(プロフ) - tomoさん» 遅くなってスイマセン!新たに二つ出させていただきました。不明な点とかあるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年10月9日 23時) (レス) id: f02d8de70d (このIDを非表示/違反報告)
tomo - 更新いつですか? (2015年10月9日 16時) (レス) id: 1a3bd3e473 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凛也 | 作成日時:2015年10月4日 22時