新入りくん。・・・YOUside ページ23
秋という季節は俺が日本を出ている間にとても短いものになってしまっている。
え、ついこないだまで夏だっただろってね。
『寒い。首が寒い。』
まぁ、実際は秋が短くなんてそんなワケ無いのだが・・・いや、でも地球温暖化がどうとかみたいなことなんかテレビのお天気お姉さん言ってたかn((
草「知らんわ。その服についてるフードでもかぶっとけ」
草薙さんがグラスを磨きながらうっとうしそうに言う。え、俺の心の声に言った?ねぇ、心読んだ草薙さん?
『そうしよ』
ギギギギギギィ・・・
?「ちぃーす・・・」
ドアが開くのと共に外の冷たい風も入り込んでくる。
BAR HOMURAに入ってきたのはキャップを被ったそこそこヤンチャそうな青年である。
草「いらっしゃいませ」
草薙さんはすっごい営業スマイルして青年を迎える。
『・・・』
俺は・・・カウンターから見てるだけです☆←ジーー・・・
?「ここで『吠舞羅』に入れるって聞いたんですけど・・・」
この子すごいな・・・そう思ったときである。
多「あんたが赤城翔平くんだね?」
外の空気で鼻をほんのり赤くした多々良が明るい声で訊ねた。
赤「!?」
何ですごいって?赤城くん、店入る前から後ろについて動画撮ってた多々良に気付かないんだもん。
赤「誰だあんた!な、何撮ってんの?!」
多「『仲間になるかも』な奴の『初めまして』は記録しとかないとな」
自己紹介しながら理由を説明するだなんて器用な奴だな(笑)
赤「は、はぁ・・・」
そりゃ、戸惑うよな。
『多々良、その辺に・・・』
八「お前が吠舞羅に入りたいって奴か?」
『っ・・・はー』
注意を入れようとしたものの、八田が遮る。
草「ははは」
八「けど、志望者全員はいれるわけじゃねーぜ?もし、ふさわしくなかったら・・・無傷じゃ済まねーかもな?」
八田め。
草「八田ちゃん・・・脅したりしなや」
そんな草薙さんの助け舟を蹴落とし八田は他の奴らに声をかける。
八「どーよ?この新入り候補」
なんか荒れはじめた人がいます。・・・YOUside→←機械強いんだよ〜。・・・YOUside
61人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛也(プロフ) - tomoさん» 遅くなってスイマセン!新たに二つ出させていただきました。不明な点とかあるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年10月9日 23時) (レス) id: f02d8de70d (このIDを非表示/違反報告)
tomo - 更新いつですか? (2015年10月9日 16時) (レス) id: 1a3bd3e473 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凛也 | 作成日時:2015年10月4日 22時