最近の若者って忙しいんだね。・・・ＹＯＵside(続) ページ18
？「・・・チッ」
舌打ちをされる。・・・ま、まぁ。と、当然の結果だが・・・
『うっわ、すいません！』
だが俺がぶつかったその青年はコーヒーを持っていて・・・
『ホンマすいません！服まで・・・弁償しますわ！』
当然、謝る。大人だから。だがその青年は黒ぶち眼鏡をかけなおして
？「いや・・・いいですよ。自分も持ちながら飲んでんのが悪かったですし」
『いやいや弁償しますって、こう見えて人の容姿に関わる仕事していますし』
？「いや、だから」
『弁償さしてください！つかコーヒーかかった服で歩かれたら俺が嫌や！』
？「は・・・・・・？そ、そこまで言うならお願い・・・します？」
色々あって今は青年がまあよく行くという服屋にいる。
？「そういえば名前訊いてなかったですよね？」
『あぁ、確かに・・・』
【・・・】
『申し訳ないんですけど・・・俺、自分からはあまり名乗らないようにしてて』
普通、聞いた方から名乗るのがマナーである。と俺は思っている。
？「・・・あぁ、失礼でしたね。『伏見猿比古』っていいます。年上の方ですよね？俺、十六なんですけど・・・」
こういうとき「あぁ、自分年とったなぁ」って思う・・・まだ、若いけど。
『すいません、我儘いって・・・海瀬Aっていいます。俺二十二やわ』
まだ全然若いけど！ ←しつこい。
伏「さっき、Aさん。人の容姿に関わる仕事してるっていってましたよね？どんな仕事してるんですか？」
興味ありげに訊いてくる。伏見くん。
『美容師なんだけどね、一応。今休みをいただいまして・・・伏見くんは？』
伏「公務員です」
『わお』
プルルルルッ
俺が小さな声をあげたとき伏見くんのタンマツが光っている。
伏「チッ・・・はい、伏見。・・・はい、あぁ・・・・分かったすぐ行く」
・・・舌打ちは彼の癖なのかもしれない。
伏「すいません。仕事が入ったんで失礼します。服ありがとうございました」
『あっ待って！』
伏「？」
『君とはなんか絡めそうやし・・・また、暇なときにでも？』
といって仕事の名刺を押し付ける。面白そうな子だ。
スッと軽い会釈をして伏見くんは仕事へ向かってしまった。
『こんな若いのに遅くまで・・・公務員って大変やねぇ。正直暇なんて無いんじゃねえか？』
いちごオレはやっぱ予想通りでした。・・・周防side→←子供って難しい。・・・ＹＯＵside
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凛也(プロフ) - tomoさん» 遅くなってスイマセン！新たに二つ出させていただきました。不明な点とかあるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年10月9日 23時) (
レス) id: f02d8de70d (このIDを非表示/違反報告)
tomo - 更新いつですか？ (2015年10月9日 16時) (レス) id: 1a3bd3e473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛也 | 作成日時：2015年10月4日 22時
