子供って難しい。・・・ＹＯＵside ページ17
Aside
俺が吠舞羅に入って季節は秋になりつつあるころ、この日は草薙さんに頼まれた買い物にアンナと来ていた。
『それにしても人多いなー休日やからやろか？こんなに暑いのに』
俺は右手に紙袋を抱え、左手をアンナと繋いでいるため手がふさがっている。
アンナ「うん」
帰ってきた返事はちょっと素っ気なかった。
(そういや、アンナ。今日、来ただけや・・・それに俺今日ストールしてるわー・・・)
『アンナちょっとこれから別プランや』
アンナ「え？！」
『アンナの物なんにも見てないよね？なんか見たいものある？』
そう訊いたのはいいがアンナは普通の子供みたいにわがままは言わなかった。
アンナ「いいよ。何もいらない」
【・・・・・・】
(ちょっと悲しい)
『そっか・・・帰ろうか』
そういってＢＡＲ・ＨＯＭＵＲＡには帰ったものの・・・やっぱり気になったので
『草薙さん、俺ちょっと出かけてくるし！』
草「っはあ？こんな時間にか？さっき帰ってきたばっかやん！遅うにかえってくんのは止めや」
カランカランッ
草「アカン。行ってまいよった」
思いつきでＨＯＭＵＲＡを飛び出てきて夜の街を歩いている。
『あんな顔されたらなぁ・・・』
昼間、アンナに「見たいものは？」と訊いたら「いらない」といわれた。
(十束は中学んときでも遠慮なく言いおったのに)
十歳であれなのだ。
そもそも、アンナは何故あんな物騒な街にあるＢＡＲに紅一点で住んでいるのだろう。
『・・・まぁええか。いつか訊けば。飛び出て手ぶらもなんだし・・・いちごオレでも買って帰ろうかな？あ、でも尊が飲むかな・・・まぁ、二つ買えばええのｋ・・・』
そう思った瞬間だった。
ドンッ
・・・人に当たってしまった。
最近の若者って忙しいんだね。・・・ＹＯＵside(続)→←けど静かな朝は多分やってこない。・・・八田side(続)
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凛也(プロフ) - tomoさん» 遅くなってスイマセン！新たに二つ出させていただきました。不明な点とかあるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年10月9日 23時) (
レス) id: f02d8de70d (このIDを非表示/違反報告)
tomo - 更新いつですか？ (2015年10月9日 16時) (レス) id: 1a3bd3e473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛也 | 作成日時：2015年10月4日 22時
