ニヤニヤは､突然に ページ13
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茜｢なんで朝、大野先輩と二人でいたのｯ！？」
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やっぱり
聞いてくるか…
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普段、私と大野先輩との間では似合わない
ふわっとした雰囲気の中で
過ごしていた朝
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その中に次にやってきたのは…
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茜｢......」
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「あ......」
『お!ぐっちゃ〜ん、おはよ(笑)』
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よりによって、茜だった
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そして
お昼休みになると同時に
ダァーッと凄まじい音を立てて
私のデスクの隣に来ては…
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茜｢ねぇｯ!!どういうことなのっ！？ちゃんと説明してｯｯ!!」
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この通り、また質問攻め
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茜には全部話した
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私が残業してそのまま会社で寝てしまったこと
起きたらなぜか大野先輩がいたこと
あのときの大野先輩がすこしの間戻ってきたこと
けどその先輩がつくる雰囲気にかなり戸惑ったこと
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全てを話し終えて
茜の方をちらっと見ると
なぜか茜はニヤニヤしてた
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「なによ」
茜｢いや〜、別にぃ〜(笑)」
「気持ち悪い」
茜｢なｯ!!ひどい言いようだなぁっ!!」
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だって…
ずーっとニヤニヤしてんだもん
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なんでかは知らないけど…
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茜｢Aはやっぱり、鈍感ねぇ〜♪」
「はっ！？」
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作者名：黒にゃんこ | 作成日時：2012年10月16日 19時
