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智にぃサイド
しばらく経って
落ち着いてきた空だったけど。
空「苦しすぎ！やだ！ばか！もうやんない！
にどとやんない！にぃ達も先生も嫌い、嘘つき」
翔「うそついてなきだろ？」
空「嘘ついたじゃん。こんなに苦しいなんて
聞いてないもん、ばか。二度とやんないから」
「そら、頑張れてたよ」
空「､､､」
でも、これは俺らがみてても
苦しくなっちゃうレベルだから
なんとなく、わからなくもないけどさ。笑
先「空くん、ごめんな。
でも、そらくんが頑張ってくれたおかげで
空くんがどのくらいの状態なのかわかったよ。
喘息の発作が起き辛いように対処できるからね」
空「やだ。嫌い。」
翔「そういうこと言わないの。
ちゃんとありがとうしなさい。」
空「やだ。」
先「うんうん。やだったもんね。
空くん偉かったぞ！これは陸くんも
褒めてくれるね」
空「ん」
陸って言葉にはちゃんと反応する空。笑
帰る時に僕が機嫌の確認をするために
聞いてみる。笑
「抱っこするか？」
空「ばか。するに決まってんじゃん」
決まってはないけどいいか。笑
そのまま家に連れ帰る。
空「ただいま」
陸「そら！お帰り」
きっとずっと待ってたんだろうな
空「陸！」
陸「大丈夫だった？痛いことされた？」
空「んーん。大丈夫。頑張った」
陸「そっか、空はすごいな」
そう言って、空の頭を撫でる
空「ん。」
まんざらでもなさそう。笑
そのあと先生に検査結果を教えてもらい、
発作止めの薬と空に合わせた吸入器をもらった。
部活の時にもかならず持って行かせるようにして
起きても大丈夫なように陸にも伝える。
陸「ん。ここを押せば出てきて治る。
で、これで治らなかったらすぐ救急車と
翔にぃに連絡」
翔「そう。できるか？」
陸「ん。」
もちろん陸が心臓の発作起きた時の対処法も
空に前に教えてある。
だから、2人で互いに支え合ってれば
俺らがいなくてもある程度は安心だね。
これが持ちつ持たれつってやつですね。笑
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作者名：ナマコ | 作成日時：2022年1月25日 21時
