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智にぃサイド
病院に着くと、山田先生が待機してくれてて
山「翔くんは空くんの方についてるよ。
それにしても本当に似てるな。笑」
「ありがとうございます。
僕らでも間違えることありますよ。笑」
そのまま病室に運んでくれて、
処置をしてくれた。
空も寝ている間に処置をしてくれたようで、
2人とも今は眠ってる。
2人とも起きた時にパニックにならないように
念のため同じ病室にして隣のベットにした。
数時間して和と潤も来てくれて
家族全員が揃った。
しばらくすると空が起きた。
空「ん？あ、にぃ。､､､」
智「体は大丈夫か？」
空「ん。」
翔「ごめんな？ちゃんと俺らのこと
話しておくべきだったんだよ。」
空「､､､」
目を逸らす空。
おそらく僕が他県に行っている間に
何かあったんだ。
僕がいた日に、
両親のことを聞かれた、
あの時は翔も潤もいたから、
ちゃんとは答えられなかったけど
あの時僕がちゃんとお話しすればよかった。
陸「ん､､､」
陸も目を覚ました。
空「陸！」
陸「！そらくん。どうしたの。ここは？」
空「よかった。苦しくない？」
そう言って空が陸の方に寄って行った。
陸「ん？あ、ちょっと。
空くんはなんでここにいるの？」
空「俺は喘息発作で運ばれてきたんだよ。」
陸「え？大丈夫なの？
喘息なんてもってたの？
もうちゃんと教えてよ。」
え？持ってるの知ってるじゃん。
空「あー、うん。」
陸「違くて、とりあえずここから帰ろう？
どうすれば帰れるんだろう。てか、ここの病院って近いの？え？どこから？どこに帰ればいいの？
でも、え？とりあえずここから逃げよう。
ここってあの時の？いや、少し違う。」
翔「陸？何言ってるの？」
陸「わ！びっくりした。」
雅「ずっと何言ってんの？陸は。笑」
「陸、大丈夫？苦しいところはない？」
陸「､､､？空くん、この人たち僕らを
助けてくれた人？」
空「､､､まぁ。」
陸「あ、そうだったんですね。
ありがとうございました。僕ら2人とも
大丈夫そうなのでそろそろ帰ります。
助かりました。空くんもお礼して帰ろう。」
「ん？なに？どう言うこと。
翔これって。」
陸「ほら、空くん」
そう言って手を差し出した。
空「陸！」
陸「あ､､､そら。」
翔「なにこれ。どう言うこと？」
陸「‼︎翔にぃ！ちがうの、発作とか
もう起こさないよ。大丈夫。今回だけ。
もう迷惑かけないから。」
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作者名：ナマコ | 作成日時：2022年1月25日 21時
