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陸サイド
朝が来て、学校に行く。
そらは今日一緒に学校に行ってくれるのだろうか。
置いていかれないようにいつもより
早く準備を終わらせ、いつでも
出られるようにしておく。
空「行ってきます」
その言葉と同時に僕も靴を履いて
学校に向かう。
「空、今日体育あったよね。
なんだっけ？」
空「､､､バレー。」
「あ、やった！」
空「昨日の頭のところ痛くなってない？」
「うん。なってないよ。
昨日はごめんね。僕のせいで
嫌な思いさせちゃって」
空「んーん。俺もいきなり飛びかかってごめん」
そう言って学校に向かい、
授業を受ける時についうとうとして眠ってしまった
「ん？あ、眠ってたのか。」
え？まただ、ここどこ？
学校？待ってここは落ち着こう。
今中学生かな？中学何年だろ。
教科書には1年って書いてある。
それに名前の欄には亜嵐って書いてある、だれ？
空「陸？どうした？」
そう言って小声で話しかけてきた。
僕と同じ顔をした人。
「え？空くん？空くんだよね？」
僕が小さい頃に離れ離れになった
空くんだ。どうしてここにいるの？夢？
空「え？うん。どうした？」
「空くんだ！空くんって今どこで暮らしてるの？」
空「え？何言ってんの？」
「え？僕のこと覚えてない？
ほら、双子で小さい頃は一緒に暮らしてたじゃん」
空「ん。何？どういうこと？怖い。
俺ら一緒に住んでるんだよ。」
「え？」
そう言われた瞬間にまた、全て思い出した。
「知ってるよ〜。冗談だよ。笑」
先「おい、そこの双子！静かにしろ！」
「あは、すみません。」
先「お前はー。笑
ここ解いてみろ。」
「えー、28かなー
空あってる？」
空「えちょっと待って、
えっと､､､あ、俺も同じ答えになった。」
2人で暗算して出した答え。
間違えるわけない。笑
先「はいはい。正解ですよ。
聞かなくても解けるのはすごいけど、静かにな？」
空陸「はーい。」
とりあえずそこはしのぐ。
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作者名：ナマコ | 作成日時：2022年1月25日 21時
