【智にぃの高熱】 ページ44
翔にぃサイド
今日はみんなで
お出かけすることになってる。
なかなか起きてこない智にぃを起こしに
部屋へ行ってみると、まだ寝てる模様。笑
「智にぃ、おはよう」
智「んっ…んぅ…」
「ん？体調悪い？」
智「んーん…だいじょ、ぶ…」
首元に手を伸ばしてみると、やっぱり熱がある…
智「今日ショッピング行くでしょ？」
「体調悪いなら今度にしようね」
智「んーん、いく…」
明らかに体調悪そうにしてるのに行きたいと言い張る。
「ちょっと診察だけさせて？」
智「んぅーいい…」
「よくないよ。」
診察されたくないみたいで、
背中を俺に向けて布団にくるまる。
「こーら、させてくれないなら病院行く？」
なんの反応もせず、ムクッとベッドから起きた。
「ん？」
車椅子を自分で用意して、乗ろうとする。
「ちょちょ、何やってんの？」
熱があるから体に力が入らいようだけど、
一人で車椅子に手をかけて、ガクッとなって
俺が咄嗟に手を出して、支える。
「ほら、危ないよ。ベッドに横になってようね」
智「んぅーん…」
「診察バッグ持ってくるから待ってて？」
智にぃに告げてバッグを取りに行き、
すぐに部屋に戻ると智にぃはいなくて…
焦って下に行ったら、
リビングにいた智にぃ。
雅「さとにぃ？どうしたの？」
智「ふふ、なんでもないよ。」
「なんでもなくないでしょ？」
俺の声に驚いた智にぃは俺の方に視線を向けたけど、
すぐにバツが悪そうに目を逸らした。
「おれ、言ったよね？待っててって。」
智「ん、まってたよ、リビングで…」
屁理屈…笑
「まぁいいや、診察しちゃおう？」
雅「智にぃどうしたの？熱？」
うるうるの目で聞いてくる。笑
「みたいなんだ。今から診察して確かめてみるね」
雅「ん…」
智にぃの方に向いて、診察しようとしたら、
服の裾を押さえて、診察させないようにしてる。
智「…」
「なーに？診察させて？」
智「やだ。」
「だめ。」
智「やだ」
「抑えながらやられたいの？」
智にぃはむっす〜として、
いじけ始めてしまった。
こうなった智にぃは頑固ですよ？笑
「いじけてんの？笑」
智「…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KORO(プロフ) - 面白かったです！ (2023年4月15日 15時) (
レス) id: 965cf434df (このIDを非表示/違反報告)
ナマコ(プロフ) - 夢さん» パート2の方にリクエスト分更新しました！〔頑張れない検査？〕期待に応えられたかは不安ですが読んでいただけたら嬉しいです！笑 (2022年3月12日 2時) (レス) id: 42830222d7 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコ(プロフ) - 夢さん» そうだったんですね！むしろこちらこそすみません！リクエストいただけただけで嬉しいです！返信ありがとうございます。 (2022年3月12日 2時) (レス) id: 42830222d7 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - ありがとうございます どんな検査があるのか分からなくて…すみません 今のお話も大好きです (2022年3月12日 0時) (レス) id: de0cd3d60c (このIDを非表示/違反報告)
ナマコ(プロフ) - 夢さん» 何度もすみません😭特に指定がなければ、私が思いつきで書くのでも大丈夫ですよ！ (2022年3月11日 21時) (レス) @page1 id: 42830222d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナマコ | 作成日時：2022年3月1日 22時
