【雅紀の体調不良】 ページ12
雅サイド
朝起きていつもと少し違う感覚になって、
あ、体調崩したんだって気づく。
体の弱い自分にイラっとくる。
辛い体を起こして、学校に行く準備をして、
リビングに行く…
翔「おはよう」
「…はよ…」
翔「具合悪い？」
すぐこれ聞いてくるのすごく嫌。
心配してくれてるのはわかるよ。
でも、俺からしたらすごく嫌なの！
「べつに…」
智「ふふ、おはよー」
「おはよ」
智にぃは仲間だもん。笑
俺の気持ち一番よくわかってくれてる。
「今日日直、早く行くね。」
翔「それはいいけど、熱測って診察させてな。」
「急いでるから無理。」
翔「体より大事なものなんてないよ。」
「うざ、俺にはあんの。」
翔にぃから逃げて、玄関を飛び出す。
翔「こら！」
学校に向かっちゃえば俺の勝ちだも〜ん。笑
でも、すぐに後悔と罪悪感に押しつぶされそうになる。
学校について、机に伏せる。
「はぁ〜、だる…」
せめて薬飲んでくるんだったわ。
「！」
首筋に冷たい手が当たる。
「つめた！」
圭「おはよ、雅紀。」
「けいちゃん。」
圭「体調悪いだろ？」
「わるくないわ。」
圭は俺の幼馴染で、同じクラス。
圭「具合悪くなったらすぐ言えよ」
「はいはい…」
みんな翔にぃみたいなこと言うんだから。
意地はって学校に来たのはいいものの、
授業辛すぎ…笑
ただでさえ勉強だるいのに、体までだるい。笑
机に伏せて、眠りにつきそうになった時、
担任が心配して寄ってきた。
担「大丈夫か？」
「…は、い…」
大丈夫って言いたいのにぼーっとする…。
担「ちょっと保健室行こうか。」
「んーん…だい、じょぶ…」
先生が俺のことを気にかけてくれるのは、
翔にぃから先生に持病のことを話してるから。
圭「大丈夫じゃねーだろ、俺連れて行きますね」
そこからはあんまり記憶ない。
〔圭サイド〕
運んでる途中で意識が遠のく雅紀。
「雅紀？」
雅「…ん…」
よかった少しだけ反応ある。
保健室に運ぶと保健の先生がすぐに対応してくれる。
保「雅紀くんかい？」
「はい、熱高そうなんですよね。」
保「おにぃさんに連絡してみるわ、ありがとう」
「いえ。俺、にぃさんたちが来るまでここにいます」
保「授業平気かい？」
「おれ、勉強はできるんで。笑」
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KORO(プロフ) - 面白かったです！ (2023年4月15日 15時) (
レス) id: 965cf434df (このIDを非表示/違反報告)
ナマコ(プロフ) - 夢さん» パート2の方にリクエスト分更新しました！〔頑張れない検査？〕期待に応えられたかは不安ですが読んでいただけたら嬉しいです！笑 (2022年3月12日 2時) (レス) id: 42830222d7 (このIDを非表示/違反報告)
ナマコ(プロフ) - 夢さん» そうだったんですね！むしろこちらこそすみません！リクエストいただけただけで嬉しいです！返信ありがとうございます。 (2022年3月12日 2時) (レス) id: 42830222d7 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - ありがとうございます どんな検査があるのか分からなくて…すみません 今のお話も大好きです (2022年3月12日 0時) (レス) id: de0cd3d60c (このIDを非表示/違反報告)
ナマコ(プロフ) - 夢さん» 何度もすみません😭特に指定がなければ、私が思いつきで書くのでも大丈夫ですよ！ (2022年3月11日 21時) (レス) @page1 id: 42830222d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナマコ | 作成日時：2022年3月1日 22時
