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翔にぃサイド
なんでこんなに雅紀は急に素直になったんだろうか…笑
潤の方を見ると「にー」って笑って
ピースしてた。なんだかたくましく見えた。
かっけーって思ってしまった。笑
雅「にぃたちもごめんなさい。」
「はは、仲直りしたならいいよ。
喧嘩は別に仕方ないことだから。
でも、手を出すのはダメだよ？
いい？相手に怪我をさせたら自分が痛いんだからね？」
雅「？じぶん…？」
「そう、時間たったらしなきゃよかったって
なんで怪我させたんだろうって
痛くないかなって、な？さっき殴ってたら和怪我して
雅紀のここは痛くなってたよ？」
胸に手を当てて教えた。
雅「うん、うん。もう殴んない、けんない」
和「うん、おれも！やんない。」
一生懸命頷いている双子はなんだか可愛くて…笑
「はは、じゃあこの話おしまいな？」
智「なんか、2人ともちゃんと
おにぃちゃんなんだね。笑」
雅「ねね、俺もにぃちゃん。笑」
って自慢げに手を自分に差して言ってる。
やることなすことなんかかわいいな。笑
智「それはどうだか。笑」
雅「ひどい…笑」
「よし、雅紀は診察しよ？」
雅「それはやーだよ」
「だーめ。ほらおいで？」
雅「んーん、やーだ…」
「やじゃないよ？やるの…」
雅「潤にぃがやって？」
潤「ん？俺でいいの？」
雅「違うよ、潤にぃがいいの」
俺にもそのセリフ言ってくれよ。笑
雅紀はやっぱり弟で
でも、たまに見せる和への顔は
兄にも見えて、そんな二人の関係が
羨ましくてすごくいいなって思う。
智「なんだよ、翔には俺がいるだろ？笑」
って茶化すように笑顔を向けてくる。
潤「俺もいるからね。」
雅「俺も俺も！」
和「ふふ、俺も」
「やめろよ、わかったから恥ずかしいだろ？笑」
なんで俺が慰められてんの？笑
まぁ、収まったことだしいいか。笑
結論、俺らはみんなのこと大好きなんだよ。
恥ずかしいな…笑
End
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作者名：ナマコ | 作成日時：2022年2月5日 15時
