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潤にぃサイド
ご飯を食べ終わって、
事情聴取が始まる。笑
翔「かーず？何があったの？」
和は首を振り続けて
何も言わない。
「ん？言わないの？
さっきごめんなさいできたのに…」
和「んーん、いわないんじゃない…
わかんないの…俺何もしてないと思う…」
「どういうこと？」
和「雅紀が俺に怒ってるって思ったのは
授業終わって、移動教室に行く時に
行こって言ったら、行かないって1人で行くって。
んん、んっ一緒に…きたいのに…」
なんか言ってること可愛すぎてにやける。
和「ん、きいてる？」
「うん、聞いてるよ？
和は雅紀と行きたかったんだよね？」
小学生の喧嘩じゃないよね？笑
和「ん、そしたら、ちょっと怒ってて、
で、授業終わったから帰ろ？って言ったら
1人で帰る、ムカつくって…なんで？」
「そっか、雅紀はなんでそんなこと言ったんだろうね？」
和「んーん、わかんないの」
「一緒に考えてみるか…」
和「あのね、俺雅紀が嫌がることは言わないよ？
雅紀が傷つくの嫌だから。それに、約束も破ってないし
嘘もついてない、なんで？俺嫌われたの？」
「そっか、そっか…」
和「あのさ、反抗期？」
その言葉で成人組は
大笑いをした。
「あはは、反抗期か〜。笑」
和「あ、反抗期なの？」
真剣に聞いてくるから
本当に可笑しい。笑
翔「俺ちょっと診察もしなきゃだし様子見てくるわ」
「俺も行ってもいい？」
翔「いや、俺だけで行こうかな…
あ、いや、潤に任せてもいい？診察も…」
「え？させてくれるかな…」
翔「大丈夫、雅紀のにぃちゃんだろ？笑」
「まぁ頑張るよ。笑」
雅紀の部屋に診察しに行く。
雅紀は眠っていて
苦しそうに唸っていた。
「雅紀？発作？」
雅「…んー？じゅ、にぃ…」
「苦しい？」
雅「ん？んーん…」
「うなされてたよ？」
雅「ん、大丈夫…」
雅紀は俺が持ってる、
診察バッグを見つけると
布団に潜った。
雅「やだ…やんない…」
「やらないのはわかったから、
出てきて？少し話そう？」
雅「やだ…怒られるもん」
「わかった約束する。俺は怒らないよ？
だから話聞かせて？」
雅「ん？ほんと？診察もしない？」
「わかった、俺はやらないから…
その代わり話は聞かせてよ？」
雅「ん…」
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作者名：ナマコ | 作成日時：2022年2月5日 15時
