5人はずっと一緒3 (ページ38)

今日:17 hit、昨日:6 hit、合計:47,148 hit

3 ページ38

智にぃサイド

翔たちのいるところに
合流して、採血のデータを見せてもらったけど
貧血酷すぎる。

「入院だな、これは…」

翔「やっばり？」

和に伝えるともちろん
全力拒否。

和「やだ…やだ…かえりたい…」

「流石に酷すぎて帰れないよ？」

和「やだ…んん、むり…」

雅「かず？俺がずっと一緒にいてあげるから、ね？
早く治しちゃおう？それで帰ってまたゲームしようよ。」

和「んー、やだ…」

雅「ん？俺帰っていいの？」

雅紀は本当は
離れたくないんだろうけど
あえてそういう。

和「んん、違う…まさにはいてほしい…いい？」

雅「あひゃ、もちろん。
何かあったら俺に言って？笑」

素敵なおにぃちゃんぶりなところ
悪いんだけどさ、多分だけど
翔の診察はじまるわ。笑

翔「まさ？診察しちゃおう？
潤と約束したんでしょ？」

雅「やだ…だって何するかわからないし」

翔「ん？いつものやつだよ？」

雅「ほんと？家でやってるやつ？」

翔「そうだよ？おいで？」

今の雅紀はまだおにぃちゃんモード
だから行けると思う。

雅「ん、痛いのしたら嫌いになるから…」

翔「はいはい、もしもしからね？」

雅「ん…あ、つめたい…」

翔「あ、ごめんな？」

雅紀はほっぺをぷくってさせて
ちょっと怒ってる。笑

翔「あとは血圧測っておわり。」

雅「んー…」

悩んでもやるものはやるの。笑

血圧を測り終えると
雅紀は機嫌が良くなる。

翔「智にぃと雅紀で
朝ごはん買ってきてくれない？」

雅「うん、売店でいい？」

雅紀は任務を任された並に
張り切ってる。

でも多分輸血するんだろうね〜

雅紀が針を見ないように…

和「んん…まさ…」

雅「すぐ帰ってくるからね？」

俺と雅紀は部屋をでた。

〔潤にぃサイド〕

翔「輸血やるから手伝って？」

その言葉で和の体に
ぎゅっと力が入る。

「かずくん？そんなに力入れないよ？
疲れちゃうでしょ？すぐ終わるから…」

和「俺痛いことはしないよ？」

「ちょっとだけ頑張ろう？」

和「んん、さっき頑張ったよ？」

「そうだね？かずは、頑張り屋さんだもんね？」

翔にぃが手際よく
手を押さえてちくって刺してくれた。

和「ん、いた…やだったのに…」

翔「多分大丈夫だと思うけど
副作用出たら教えてね？」

和「ん、あ、やだ、やだ…んっ、ｵｴん」

「ん？どうした？」

和「やだー、気持ち悪い、それ、やだ…」