5人はずっと一緒3 (ページ3)

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翔にぃサイド

雅紀がこはくにえさをあげてて
そしたら、和も雅紀に寄って行った。

と思ったら今度は
喧嘩を始めた。

何で喧嘩したのかまではわからなかったけど
なんか言い合ってるのは聞こえた。

雅「お前に行ってもわかんねーだろ？」

和「わかんねーから教えろって言ってんの」

雅紀と和が2人で声を荒げることは
ほとんどない。

必ずどちらかが冷静になって
「ごめんね？」って謝る人たち。

でも、やっぱり和の方が頭の回転は早くて
口では雅紀は勝てない。

雅紀は口で勝てないことを悟ったのか
ムカついてなのか思いっきり和のことを蹴飛ばした。

いきなりのことすぎて
止める隙もなかった。

智「ちょ、なに？大きい音したけど。」

和「…ふざけんな！」

今度は和が雅紀のことを蹴飛ばした。

逆に雅紀は和より少し体も大きいから
雅紀は力では負けない。

雅紀はまた、和に近寄り
ドンと音を立てて押し倒す。

智「何やってんの？本当に」

雅紀が智にぃの言葉を無視して
手を振りかざした。

流石にまずいと思って
雅紀の手を止める。

後悔するのはまさきだから。

いっときの感情で間違えた選択をして欲しくない。

「お前やりすぎ、和から降りろ」

雅紀は和の体の上に馬乗りになった状態だったから
とりあえず和の上から降りるように促す。

雅「お前らに関係ねーだろ」

「は？こんなにバタバタ音立てて
声荒げて関係ないわけないだろ」

智「雅紀、とりあえず降りなさい。
話は聞くから、降りなさい」

潤「かーず、立てる？そんなに泣かないよ」

雅「…なんだよ…俺が悪者みたいに言いやがって」

智「どっちが悪いとかじゃないよ、どっちも悪いの」

って言い切る智にぃ。笑

「とりあえずこっちきな。
こはくの前でそんなことやって、
こはく怖がってんだろ」

雅「こはく？ごめんね？怖かった？
あ、くすぐったい、やめて〜」

こはくには素直になれんのかよ。

「和も雅紀もこっちこい。」

雅「いい、俺寝るから、ご飯もいらねー」

和「んん、まってよ、んっ、まさ、んっ…」

雅「泣けばいいと思ってるんだろ？
もういいよ、はいはい、俺が悪いですよ〜」

和「まさ、っん、ん…んん、んで、…ってんの…」

和も知らないのか。なんで雅紀が怒ってるのか。
え？どういう状況？笑