今日:9 hit、昨日:9 hit、合計:72,124 hit
小｜中｜大
8 ページ9
雅サイド
俺が目を覚ますと
点滴も外されていて
体も楽になっていた。
智「ん？おきた？」
「あ、智にぃ、おかえり。」
和「ねぇーえ、お願い、いいでしょ？」
翔「明日朝起きて貧血が治ってたらな」
「何をお願いしてるの？」
智「明日学校行きたいのおねだり。笑」
「あ、そっか。」
智「雅も夜の診察しちゃおうか。」
「んん、いーや。」
智「いや、よくないよ。笑」
俺は診察もお医者さんも病院も
治療も何もかも嫌い。
智「ほら音聞かせて」
「んん、いいの。やんなくて」
智「よくないでしょ？
すぐ終わるよ？ね？」
「んーん、や…」
智「ごめん、潤。陸の体後ろから抱えてやってくれる？」
「だめ、こないで…や、やだ
こわいから、やだやだ…んぅー、しない」
潤「まさ、ごめんな？すぐだよ。怖くないよ」
「や、やだ、やだ」
手をパタパタさせて近づけないようにしてたのに
手も潤にぃに抑えられて診察されてしまうことに。
智「まさ、呼吸止めないよ？」
「んん、やなの…」
智「早くやらせてくれれば
すぐ終わるんだよ。」
「ばか…」
智「はい、おわり。よく頑張りました」
「むぅ、もうやんないもん。」
智「はいはい、音良くなってたよ。
よかった。痛いところない？」
「ない、明日学校行く。」
智「うーん、明日の様子見てからだね。」
明日は学校行けるといいな。
End
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナマコ | 作成日時：2022年1月26日 21時
