5人はずっと一緒 (ページ26)

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雅サイド

19時まで時間を潰して家に帰った。

そこで俺らはとんでもなく
後悔する。

家の周りにパトカーが…

ちょっと遠くから家の様子を見るも
特になんかあったわけでもなさそう。

みんな揃ってる。

ならなんで、
パトカー止まってたんだ？

玄関から静かに入ると
翔にぃが鬼の形相で、
こっちに向かってくる。

智にぃは、
泣いてる。え？何？
どう言うこと？

〔智にぃサイド〕

雅紀が
診察せずに学校に行ったから
学校へ連絡した。

さすがにやり過ぎかなとは思ったけど
何かあったからでは遅いからね。

先生から「今帰りましたよ」と連絡があってから
1時間2時間たっても帰ってこない。

先生にもう一度連絡して
確認するがやはり帰ったらしい。

もう少し待ったら帰ってくるかなと思って
待ってみるも、全く帰ってこない。

翔に連絡してみることに。

『しょう、雅紀たちそっち行ってないもんね』

翔『きてないよ。なんで？』

帰ってきてないことを伝えると
警察に連絡して探してもらおうってことになった。

翔も帰ってきて、探すって。

しばらく探してみても
いなくて、翔は帰ってきた。

あとは警察に任せるしかない。

もうすぐで19時。
どこ行ったんだ…

潤も帰宅して一緒待つ。

その時玄関からガチャって音が聞こえた。

安心からか涙が出た。
もしかしたら、事故に遭ったんじゃないかって、
母さんや父さんみたいに事故に遭って…って
でも、帰ってきた。よかった。

ただ、翔は怒りに満ち溢れてる。

翔「おい、お前ら何やってたんだよ。
こっちこい。ふざけんな。心配しただろうが。」

雅「？…」

和「…」

警察の人が「落ち着いてください」と
言われてやっと落ち着いた翔。

翔「すみません、ご迷惑おかけしてしまって。」

警「いえいえ、見つかって良かったです。
弟君たちもおにぃさん困らせたらダメだよ。
では私たちはこれで。」

俺たちはお礼言って、
リビングにまた集まる。

翔「おまえら、ふざけんなよ。
帰ってこいって言われて、学校でたら
すぐ家帰ってこい。じゃないと心配するだろ。」

翔は雅紀と和の頭を小突く。

雅「…」

和「ん、めんなさい…」

和は、泣きながら謝ってくる。

なのに雅紀は頑固だから
謝らないで睨んでる。