初めての野球観戦 ページ6
｢うわぁ…大っきいなぁ〜｣
シーズン終了まで残り一ヶ月を切った頃今日。
本日初めてエンゼルスの試合を現地観戦することになった。
｢わ、ミッキーいる｣
まるでテーマパークかのような外装と人の多さに気圧されながら何とかエンゼルススタジアムの入口まで辿り着いた。
それにしても行き交うの多くが彼の背番号と"OHTANI"と書かれたユニホームを着用していて、改めて彼の人気の高さが窺える。
海外の綺麗な女性たちがこぞって彼のポスターや看板の前で写真を撮っていて何故だか少し萎縮してしまう。
雪音さんがいたらなぁ、と思うが仕事なんだから仕方がない。元々二人で観戦する予定で、一平さんの申し出から席を二枚取ってくれていたのだが急遽仕事が入ったということで雪音さんは来れなくなってしまった。
一人で行くのも…と考えたが、せっかくの機会を無駄にはしたく無かったし、何より彼が野球をする姿を直接見てみたかった。
いつもテレビの前で応援しているだけでは、球場の雰囲気もこの不思議な高揚感も味わうことは出来なかっただろう。
ロサンゼルスの暑い日差しを受けながら、手荷物検査を終えてチケットを読み取り無事球場入りを果たした。
英語が少し不安だったが、毎日勉強を重ねて一平さんや英会話の先生と英語でコミュニケーションを取っているおかげで難なくクリアした。
球場のアナウンスも理解出来るし、とんでもなく早口でなければ最近は日常会話も困らなくなってきた。
英語の上達具合に満足しながら、球場の案内マップを読み解いてグッズショップに向かった。
どこを向いても物凄い人だかりだが、ここのショップはそれが際立っていた。中でも彼のグッズが置いてあるブースはあまりの人の多さに、暫くは何のグッズが置いてあるのかさえ分からなかった。
ようやく人が空いて、グッズが見え始めたころあることに気付く。
｢これもこれもサインしてある……えっ？！｣
驚きのあまり大きな声を出してしまったが、それもそのはず。
サイン入りのパネルには、＄4.495、つまり日本円して約64万円と表記されてあったからだ。
それだけでも目が飛び出る勢いなのに、ショーケースに入ったホームランユニホームには約1350万円と驚きの価格が付けられていて危うく腰を抜かすところだった。
やっぱり大スターは違うんだとどこか他人じみた感想を持ちつつ、目当てのものは見当たらなかったので早速スタジアム内に向かった。
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はる(プロフ) - 初めまして！1と2、公開して頂きありがとうございます！ずっと読みたかったので一気に読みました。途中で涙止まらず…1と2を読んで3を読むとまた違った視点で読めて凄く楽しいです。話がやっと繋がりました。3の更新もホント嬉しいです！これからも待っています！ (1月30日 2時) (
レス) @page26 id: 7953a5096d (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 更新、楽しみにしていました。ありがとうございます！ (1月29日 23時) (レス) id: 011b5f1b71 (このIDを非表示/違反報告)
はるきち(プロフ) - もう一度初めから読みたいです…パスワード教えて頂きたいです！ (1月21日 0時) (レス) id: d1652f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジ - 初めから読ませていただきたい為、よろしければパスワードを教えていただきたいです。お願いします！ (12月12日 0時) (レス) id: 9c721e875e (このIDを非表示/違反報告)
ねぇい(プロフ) - コメント失礼します。初めから読ませていただきたい為、よろしければパスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (12月1日 11時) (レス) id: 4c70fa6baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきら | 作成日時：2023年7月8日 12時
