勉強と亮平くん ページ49
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ずっと勉強をしていて構ってくれない亮平くん
｢ねぇねぇ｣、なんて腕をつっいてみても、
「ん〜？どうしたのぉ？」
｢んーん、なんでもなぁい｣
「え〜」
なんて笑って
「もうちょっと待っててね」
そう言って勉強を再開する
亮平くんにとっては勉強することが当たり前で、大切なことはわかってるけど寂しい
勉強する亮平くんから離れてソファに寝転がる
…ちょっとくらい構ってくれてもいいのに。
なんて内心悪態つく
｢…寂しからギューって抱きしめて｣
そうぽつりと独り言を零す
聞こえるわけもないし、いいよねなんて思ってソファに顔を埋めると突然ギュッと抱き締められた
｢え、亮平くん、？え、？なんで、？｣
そう呟くと、
「ココア、飲むかなぁって思って持ってきたらさぁ」
「Aがすごい可愛いこと言ってたから｣
｢抱きしめちゃった」
なんて笑う亮平くんに、聞かれていた羞恥心が湧いてくる
「ごめんね？寂しい思いさせちゃって」
「2人でゆっくりしよっか」
ふわりと笑ってそう言う亮平くんに申し訳なさが湧いてくる
｢ごめんね、勉強してたのに｣
｢ワガママ言っちゃった｣
そう言うと頬を両手で包み目を合わせられる
「ごめんねは俺の方だよ」
「こぉんなに寂しがり屋なAのこと放置しちゃってたんだもん」
「だから今からは2人でゆっくりしようよ。ね？」
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隣人(プロフ) - あさん» ありがとうございます！春になったらの設定(？)が出た時に書いたものなので類似してるところは結構あると思います😂 (1月6日 9時) (
レス) id: 7c7156921d (このIDを非表示/違反報告)
あ - 友人スピーチと辰哉の話って、春になったらの予告に似てませんか⁉️予告を見た時に運命を感じてここに戻ってきました‼️ (1月5日 21時) (レス) @page40 id: 35f01d12bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隣人 | 作成日時：2023年12月22日 23時
